冬の華

(木下恵介 人間の歌シリーズ 第5話)

冬三部作の3作目。

冬の旅、冬の雲、冬の華。

もう、50年の流れの中に、多くの人々の中に人間の心を描き続けたドラマが風化したようにその記録さえ残っていない。

木下恵介監督の作品を日本人全員がコレクションして欲しいと思うのに、日本の自民党は全て無かったように押し隠してしまった。

【冬の華】の始まりの詩と歌の歌詞である。



私は雪の中に

空しく求める

いつか 手を取り合い

緑の野を歩いて行った

あの日の足跡を


私は大地に

口づけをしよう

私の熱い涙が

氷と雪を溶かして

土の肌を見せるまで


花は一体どこに

緑の草は

何処にあるのか

花は枯れ果て

草も枯れ果て

………………。


夕日は遠く沈みて♪

大地を闇が覆う♪

罪深き人の子我に♪

眠りを与えたまえ♪

夜の歌が風に流れて♪

氷の華と化す♪