ブラアラキ~鹿島・銚子編~ | 血塗ラレタ日記

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大晦日の昨日はお出掛けしたで



日暮里から京成線に乗って京成成田へ


JR成田に乗り換え佐原で更に乗り換え鹿島神宮前駅で下車

数年ぶりに鹿島神宮へ参拝

詣で〆ですわ←



説明しよう


この鹿島神宮、伊勢神宮と同じく周りが低湿地帯で東西に伸びる「三笠山」と呼ばれる台地の上に鎮座


上の写真、マンションの向こう側が三笠山



四方拝と呼ばれる元旦宮中で天皇が鎮座する方角を向いて拝する数社の内の一つで


更に朝廷から勅使が派遣された数少ない神社


また更に朝廷近郊以外の地方に鎮座する神社の中で毎年勅使派遣があったのはこの鹿島神宮と香取神宮の2社のみ



ついでに、平安時代の神社一覧古文書で「神宮」と表記されていたのは伊勢神宮・香取神宮そしてこの鹿島神宮の3社のみ


それだけ格式が高い神社ということが解るわね


鳥居と石標の所、テキ屋が邪魔

ちなみに一之鳥居は3km程離れた北浦湖畔に立ってまふ


赤い楼門

水戸徳川家初代・徳川頼房が造営



楼門を抜けると真っ直ぐ伸びる参道に対して横向きに鎮座する本殿と拝殿

(徳川秀忠造営)


これは境内のある台地が東西に伸びていて参道もそれに沿って造られたけど


朝廷にとって驚異だった蝦夷がいる北方を鎮める為に北向きにしたという言い伝え



拝殿の直ぐ手前に鳥居があるのも珍しい

(小さな神社には良くあるけど)




境内の奥にある要石と呼ばれる石


(写メ撮り忘れた)


地震を起こすと信じられていた大ナマズを押さえる為の霊石


出雲大社に全国の神が集まる神無月に起きた大地震は、鹿島神が留守の為だったという言い伝えも(ほんまかいな←)



神の使いと言われる鹿さん

奈良の鹿も、鹿島神宮の鹿が移り住んだ言われてまんねん




参拝後は再び電車で佐原まで戻り、今度は銚子へ

銚子駅で銚子電鉄に乗り換え犬吠埼で下車


そして犬吠埼灯台へ

明治7年完成

建て替えなく、その当時のまま



展望台からの眺め

海ってやっぱりええわぁ(〃∇〃)



資料館の中には沖ノ島灯台で使われた国産第1号の1等レンズが

デカっ!

てか犬吠埼のちゃうんかい!



あ、灯台の光ってライト自体が点滅したり回ってるんじゃなくて


ライトの周りにある光を拡大させる為のレンズが回転しとるんやで


どや、知らんかったやろ?


わいはこの前のブラタモリで知ったけどな←


リンダちゃんも知らんかったわ(〃∇〃)



灯台がある崖の下は東映映画のオープニングで有名ですわね

波がザッバーンなって三角の東映マークが出て来るアレですわ




で、この崖下の周り

地質的にもかなり貴重な場所


ミルクレープみたいに重なった白亜紀浅海堆積物の砂岩泥岩互層が同じ方向に斜交層理になっていて萌える!!!(〃∇〃)

国の天然記念物&日本の地質百選の一つ



近江ちゃん、柱状節理もあったよぉおおおお(〃∇〃)


知らん奴はブラタモリを最初から見ろ←





自分は知らなかったけど、銚子って大昔は島だったんですな


関東平野は島だった銚子と今の関東西部の間に堆積物が溜まっ後に隆起して地上で銚子と繋がったんだわね


いや、凄い!

とにかく地質地形に高まった大晦日でしたまる