6月のきれいな風が吹く川で | アーク・フィールドブック

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四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ。

晴れ 最高気温28、2度。

 

 「六月を奇麗な風の吹くことよ」正岡子規

薄雲たなびくナガセブルーの空の下、

僕らは、カヤックに美味しいものをこじゃんと積んで水無月の川を下りました。

 

最高気温28、2度。川面の水温23度。

四万十川の水位は、ほぼ平水。水の透明度は、良(この時期にしては)。

*ナガセ:梅雨どきのこと

 

西土佐大橋上流 ツアースタート地点。講習&練習後、川下りにGO!

 

 

 もう夏のように強く暑い陽ざしの下、手にふれる、瀬でかぶる水が、めっちゃ気持ちイイ!

初っ端の少し波が高い瀬を無事クリアーしたゲストは、

子どものような輝く笑顔を見せてくれました。ドキドキ、ワクワク。

 

初っ端の瀬 迂回コースもあります。

 

ドキドキ、ワクワク。

 

ザブザブ。瀬でかぶる水が気持イイ!!

 

操船になれてきたら、景色も楽しんでね。

 

 

 梅雨晴れの川は、光る風のコリドー。

青葉の山をザワザワと鳴らす強い南風は(カヤックには向い風)、

とろ場をゆく僕らをスイスイと下らせてくれません。のんびりゆけば、と諭すかのように。

 

 それで僕らは、地域、自然、旅の思い出など、

よもやま話をしながら、ゆっくりゆっくりと川をくだりました。

光る風は、遠い日々へのコリドーも吹きぬけて、記憶のトビラも開けてくれたのでした。

*とろ場:流れがゆるい区間

*Mさん。画像CDは、6月4日に発送いたしました。お楽しみに。

 

岩間沈下橋工事中 現在、通行止めで静かです。

 

ロケーションのよい川原で、のんびりランチタイム。

 

岩間沈下橋下流 

 

芽生大橋

 

もうすぐゴール。漕行13キロ。

 

今日は、楽しめましたか?

ぜひまた遊びに来てくださいね。四万十は遠いところですが。