DEEP UNDER... | ◆100%悠月◆

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裕一(hotch potch) 徒然なるブログ


今朝、清春がメディア見たもん勝ちに出演してましたね。

昨日のバースデーライブにて発表された黒夢のことと、本人のコメントと。


「黒夢は最後までカッコよかったんだってところを…」
みたいな事を語って居ました。



まさしく、これがケジメなんだろうな。


なんか、無期限活動休止から10年という今だからこそ、改めて終止符を打つって事に対する「意味」を感じるなぁ。

99年に黒夢が凍結して以来、清春はSADSというバンドを経由してソロ活動に入り今に至るんだけど、近年の彼のスタイルはいわゆる“ぐるり一周して戻って来た感じ”の典型な気がして。


1992~93年、“黒夢”がインディーズシーンで話題に。

あの当時のバンドシーンはXが絶大な人気を集めている時代で、バンドのスタイルとしてメタル基準な過激でワルくてナンボみたいなのがセオリーになっていたんだけと、突然現れた黒夢ってバンドは全然違くて。


英語を使えば使うほどナウい(死語)とされていた時代に、バンド名やメンバー名をはじめ、楽曲やアルバムのタイトルまで敢えて日本語をふんだんに使い、ヴィジュアルやパフォーマンスや詞の世界なんかも全く型にハマらない、今まで見たことのない様なゴシックでアンダーグラウンドで、グロテスクでかつ妖艶な・・・

兎に角、とても一言で言い表す事なんて出来ない世界観を見事表現してみせた。


俺が中一の頃に初めて聴いた、「中絶」「親愛なるデスマスク」「十字架との戯れ」なんかは本当にセンセーショナルだったなぁ・・・(今おもえばすげータイトルだね)。


それにしたって、ライブ中に首吊って失神したり、開演前のSEで延々とお経を流し続けるバンドなんて居ないよね、フツーに考えて 笑


現代で俗に言う“コテ系”ってやつのパイオニアですね。
あのDIRの京やLaputaのakiさんだって、黒夢のローディーをやってあの路線だったんだから。




そうしてアッという間にメジャーに進出したと思ったら、フェミ男(死語)ブームに乗っかったかのタイミングでの急な路線変更、臣の脱退後はパンク路線にシフト・・・そして無期限活動休止。


その後のSADSも含め、時には自分の通ってきた過去を否定しながらも表現者としてめくるめく形を変えつつ、自己のスタンスを貫き通してきた清春が、復活後のソロ活動では今まで背負っていた十字架にも似た重い荷物を脱ぎ捨てたかの様な至って純粋かつナチュラルな“等身大の清春”が遂に姿を現した・・・と言ったら大袈裟かもわかりませんが、俺にはその様に映るんです。



新たに生み出される楽曲もステージパフォーマンスも、俺が衝撃を受けた“アノ頃の黒夢”を彷彿とさせる様な、まさしくこれぞ清春!と思わず歓喜してしまう様な懐かしさを感じさせつつ、キャリアが生み出すセンスによってより新しい風さえも匂わせてしまう。

これが、一周廻って戻ったって事なんだろうな。


そこにたどり着いたバンドって凄いんですよ。

いわゆる20代の人気絶頂期と言われる頃では絶対表現出来ない世界を創り出しちゃうからね・・・。


だから、LUNASEAは7年もブランクがあったってのに昨年のドームであんだけブッ飛んだ、確実に過去最高にカッコいいLUNASEAを表現出来ちゃったわけで。




特に、清春に関しては一周回ってきた道のりの円周がやたらデカかった様に思うから、戻ってきた時に掴んだ反動みたいのを凄く感じたし。



だから、今ライブで黒夢初期の頃の楽曲をガンガン披露する事が出来てるんだろうって思うし。
しかも、人時や臣が書いた曲ばっかりね。

ひと昔前じゃ絶対にあり得なかった話です。




本人が公言したわけじゃないから正直な話確かな事はわからないけど、そんな今だからこそ、自身が納得する最高の形で“黒夢のラストショー”を見せる事が出来るって確信が持てたのかもしれない。





清春×人時





かつてシーンを震撼させた黒夢の最期は、確実にこれからの音楽シーンに語り継がれるであろう、史上最狂のパーティーになるに違いない。絶対に。






やっぱ臣も賛同してくれないだろうか・・・。




3人でのラストステージだったら、例え空襲があっても迷わず行きますよ 笑