お題にて即席詩「海月」幸せの 想い出は水槽の中 止まった時間流されて 行き詰まる解答のない 君の心を捜す視線の邪魔をする 硝子には上から下へ浮遊する 私の影馬鹿みたい 馬鹿みたい期待して 諦めて閉じ込めた 片想い水底に ほら、沈んださようなら もう二度と返らない 恋心水に溶けて 消えた