ツイート詩・ログ
ツイッターにて上げていた短い詩を、
なうにて公開していたものです
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841.どうしてその手は遠ざかるだけなのだろう。私に触れることに飽いたならば、いっそ見えなくなってしまえ。
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842.あと数日も経てば君は恋を知り、私のことなど忘れてしまうでしょう。君に会った喜びが、新しい明日を無意味にしていく。
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843.きっと、君の中での私が減った。それだけのこと。その分はきっと他の素晴らしい世界達に注がれるのさ。そうでなければやってられない。
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844.放り投げたそれは、忘れてしまっただけだから。いつかもう一度、その手に携えていく。
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845.どこかで誰かがまだ独りで居るのに、こうしてここで私も独り。寄り添うには遠すぎる距離で、寒さに凍える今日をどう乗り越えたらいいのかしら。
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846.世界は万能ではないから、痛みが無くなることまで求めていないよ。ただ痛いと泣いている時、誰かに側にいてほしいだけ。そうやって我が儘でいることを責めないでよ。
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847.晴れ間が見えたら外に行こうか。勘違いでもいい。この空が綺麗だと信じている。
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848.その手を握り続けることは出来ないね。私も君も進んでいく以上は、道が一つだけじゃないことくらい解ってたのに。
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849.どうせ同じ朝なら、諦めるより信じていたい。
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850.いずれ語った正義に復讐されるとしても。声を上げたことを後悔しない。