目覚めた白い朝を
縁取る国道線
履き古したスニーカー
いつも通りの一日が始まる
近道の路地を抜けて
開店前の喫茶店
軒先で欠伸した
ブチ猫を追い越した
世界中探しても
何処にも居ない君を
見つけ出したくて
今日も走るよ
日常が言い訳になるくらい
素敵な恋をしたんだ
会えないはずの奇跡にも
会えてしまいそうで
動き出したこの心を
どうかどうか伝えたい
過ぎ去ってく季節は
僕をまた大人にするけど
君が生きてたそこに
いつまでも一緒に居るから
日常が言い訳になるくらい
素敵な恋をしたんだ
叶わないきっと叶わない
それでもいいくらいに
動き出したこの心は
もうずっと前から
この先も変わらずに
君を探し続ける