ツイート詩・ログ
ツイッターにて上げていた短い詩を、
なうにて公開していたものです
0515
631.それを狂気と呼ぶ貴方は、まだ知らないでしょうね。この貫くような痛みも、身を焦がす炎も。正気を保てないほどの愛しさを。
0516
632.何にでも意味がある。君がいることにも意味はある。それは時に不幸で、必ずしも愛することは出来ないだろう。けれどそれでも無駄ではない。今日の悲しみも何時かは、何処かで何かの伏線になる。
0517
633.きっとそれは一種の愛ね。「嫌いじゃない」は「好き」とは違うけれど、それはそれで大切なのよ。この先も変わらないただ一人の貴方。
0518
634.全部大事だから捨てられない。全部大事だから選べない。それで全部を手放しても、大事だから嫌いになれない。
0519
635.誰かのパズルに、貴方はピースを入れない。優しいひとりぼっちさん。出来上がる絵を壊したくないのね。でも、そのピースはなくさないで持っていて。貴方に合う絵ならまだ、描かれてる途中なの。
0520
636.明けない夜を望むうちは、君に優しい静寂を。いつか君が朝を望む時が来ても。廻ってまた、君が帰る夜で居ましょう。
0521
637.見つからないからって「ない」ことにしないで。探すのに疲れてしまったなら、目を閉じていていいよ。きっと君の前に、いつかひょっこりと姿を表す。その時はちゃんと捕まえてあげてね。
0522
638.光のような歌を歌いたい。それは日溜まりのような温かさではなく、全てを白く貫く強さ。閃光の歌。
0523
639.君の強がりを知ってるよ。笑わないのは、誰かが泣かないためだろう。前を向かないのは、昨日を大事にしたいからだろう。でもさ、それでいいさ。僕は知ってるよ、優しい君が明日も生きていたいこと。
0524
640.いっそ罪であったなら許せたのに。誰も悪くない世界を恨みながら踏みつけて、今日も私は進んでいる。