ツイート詩・ログ
ツイッターにて上げていた短い詩を、
なうにて公開していたものです
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481.僕はね、ここで終わりと決めた場所で終わりたいだけなんだよ。その為に生きてきたとは言えないけど、せめて最後くらいは格好付けさせてくれ。
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482.その幸せが妬ましいわけじゃない。その幸せに上書きされて、忘れられるのが悲しいだけなんだ。
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483.恋は限りなく殺意に近く、愛は限りなく失意に近い。
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484.羨ましいとは思わないよ。向かい合った貴方は知らないだろう。彼の優しい横顔を、一緒に笑う楽しさを。僕は彼の隣を選んだことを、後悔していないよ。
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485.出来れば、傷つきたくないんだ。その言葉を正しく理解したいんだ。それは目の前にある石を避けるってことじゃなくて、どうしてそこに石があるのを考えるってことじゃないかな。
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486.幸せを願う、なんて言葉はいらない。そんなもの、貴方が離れたら手に入らないのだから。
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487.無理矢理抉じ開ければ入り込めるものでもないだろ。セキュリティーも、人の心も。
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488.解り合うために言葉を覚えた筈なんだけど、美学やら奥ゆかしさで複雑になってしまった。それで余計に遠回りして時々すれ違って、結局伝わらなくて。「だったら」ってストレートに放った言葉で、今日も誰かを傷つける。
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489.そんなことは知りません。貴方の音も、貴方の景色も、貴方の世界も、私には解らないので。いい加減、同意の求め方を考えたほうがいいんじゃないですか。
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490.自分だけが傷ついていると思わないことだ。それは君が、ただ傷を数えていただけに過ぎない。