ツイート詩・ログ
ツイッターにて上げていた短い詩を、
なうにて公開していたものです
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441.希望の色を知っているか。それは時に、誰かの絶望の色だ。
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442.貴方のその達観した物言いが嫌いなんですよ。それは確かに「何時か」役に立つかもしれませんが、「今」は必要ないです。後悔なんてものは、負けたあとに学ぶもんでしょう。
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443.少なくとも、私は敵ではありません。もっとも、それ真実か否かを判断するのは貴方ですが。
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444.朝が来る音をヘッドフォンから流れる歌声で誤魔化して、無理やりにでも今日を昨日の続きにしたかった。塞いだ耳の隙間から、本当は聞こえている。頭上高くを飛んでいく、鳶は鳴いている。
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445.ただ、意味のあるものにしてほしかっただけ。貴方にどんな意図があっても、それが成功したならよかったと思える。無駄になるのが嫌なだけ。
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446.何処に帰るのだろうね。どうやって帰るのだろうね。それも解っていないのに、どうして人は帰りたいのだろうね。
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447.目を掛けようと掛けまいと、花は咲いていたんだろうね。それでも「必要なもの」になりたかったんだよ。
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448.私には何も出来ないと知ったから、私は信じることにした。
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449.貴方が辛いから、貴方と違う誰かが楽なわけではないのよ。
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450.傷を舐め合っただけの愚かな愛だと思うだろうか。それでも、私は満足だった。大きすぎる傷を一人で抱えるより、誰かと共に歩みたかった。