ツイート詩・ログ
ツイッターにて上げていた短い詩を、
なうにて公開していたものです
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81.吐き出す言葉が血になるまで、何度だって叫ぶよ。声が亡くなっても構わなかった。貴方ただ一人に聞こえるなら。
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82.ずっといっしょに居たいと思うほど、先のない未来に絶望する。誰よりも愛しくて憎い貴方。今夜、私は貴方から居なくなる。さよなら。次に会う時はもう、他人だ。
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83.私は貴方を許せないでしょう。一層、その首を奪えたらいいのに。愛した後では何もかも遅いのですね。
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84.愛してると言ってよ。嘘でも構わないから。世界よりも私のほうが大事だと言ってよ。明日には笑って出て行っていいから。今夜は私だけ愛してると言って泣いてよ。
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85.狭い空間に響く音のような、ギリギリの愛を頂戴。無視出来なくなった欲を、限りなく殺せるならば。閉塞感で窒息してしまいたい。一層、そう思う。
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86.ずるずると孤独感を引き摺って、貴方が居なくなる日を待つ。薄情だと思われる方がいい。手が離れた時に、泣かないように。
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87.液晶を叩いたって違う世界には行けない。空想を練ったって同じ夢には居られない。愛憎を叫んだって貴方の心には入れない。
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88.私はあの人じゃないから。私があの人じゃないから。君の求めるものは何一つ、私には無いだろう。それでも傍に居るよ。あの人の出来なかった唯一つ、私には出来るから。
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89.親愛なる君。最期まで、全部見ているよ。私はあの人にはなれないけれど、あの人はもう居ないのだから。あの人が開けた穴を埋められないのなら、もう一度同じ場所を刺してあげる。そうして君が居なくなるまで、全部見ているよ。
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90.一秒よりも短い間隔ごとに、世界は新しくなるのだとしたら。昨日が本当に幸せだったかなんて解らない。でも、同時に思うんだ。今、悲観している未来が本当に不幸になるかも解らないって。明日はもう別の世界だ。