久し振りの独り言 | シルバーアクセサリーデザイナーの気紛れな日常

ここ数か月は音楽の事ばかり書いていて「こいつ仕事してないんじゃないの?」と感じている人も中には居るかと思うので、久し振りに少し真面目なことでも書こうかな。

 

昔から1月中旬から3月中旬までの時期を「地獄の刻」とか「審判の刻」って呼んでいる。理由は至って単純でメンズアクセサリー業界にとって売上を確保することが難しい時期だからだ。

 

過去の経験上からの話をすると、最繁忙期である12月の年末商戦で良い数字を残せた店舗は1月以降も堅調な結果に繋がることが多く、悪い数字で終わった店舗はこの時期から急激に失速していくイメージがある。

 

ところがだ、今年のうちの数字の推移を言葉で表現するなら・・・

 

12月(昨年末)「撃沈↓」

1月「好調↗」

2月「最良の結果↑」

3月(8日まで)「急下降↘」

 

ちなみに昨年の11月の結果を言葉にするなら「平凡→」だ。

 

同業のオーナーさんとも、情報交換的な近況報告をよくするのだが、どこの店も苦戦しているそうだ。

 

うちの場合は年明けの数字だけを見れば良い結果につながっているのが幸いではあるが、これだけ乱高下を続ける事業体なんて何一つ安心できる要素がない。

 

何が言いたいかというと、過去の経験値が全く活かせないくらいアクセサリー業界全体の流れや店を取り巻く環境が変わってきているってこと。

 

安定感を身に付ける為に手を付けなきゃいけない新規業務はまだまだあるし、変化を示さなければいけない思考や既存業務も沢山ある。

 

時代に合わせた商品を用意する必要があるし、環境に合わせた品揃えを維持する必要があるってことだろう。

 

そこで今回は少し苦労することになるかもしれないが、マンネリ化している店内の品揃えに思いきったシフトチェンジを加えようと考えている。

 

誤解が無いように一応書いておくが、取り扱いブランドを辞めて入れ替えるという訳でもないし、新規ブランドを大量に取り入れるという訳でもない。 言葉じゃなかなか意味合いが伝わらないかと思うが、役割分担を明確にするというか、世間に求められている内容の品揃えを強化するというイメージだ。

 

簡単な事例を挙げるなら、店ではリングとブレスレットがよく売れている。その中でもリングサイズは19号、21号が販売につながることが多い。 逆にペンダントは非常に売上が落ち込んでいる。

 

にも拘わらずだ、ペンダントの商品構成が中心だし、ブレスレットは少なすぎる。リングに至っては1点しか在庫がないのに小さいサイズの物が並んでいる・・・こんな感じの問題点を一つずつ解決していくイメージだ。

 

取引しているブランド側からすると「そんな細かいことにまで口を出す販売店なんて要らない」って言うとこが出てくるかもしれない。

 

もちろんブランドさんには充分な説明や意味合いは時間をかけて伝えようと思う。それでも合意に至らない場合はお別れすることになるかもしれない。。。

 

シルバーアクセサリーブランドArk silver accessoriesのデザイナーとしては今後も自分のやりたいことを続けていこうと思うが、シルバーセレクトショップArk secret base OSAKAのオーナーとしては世の中に求められている事を中心に取り入れていく。

 

逆を言うならArk silver accessories の直営店&シルバーブランドセレクトショップとして開店させたArk secret base OSAKAではあるが、Ark silver accessoriesが来店する人達に求められていない物しか作れなくなったら店に置いておく必要が無くなるってことだ。

 

まあ、それは極端な事例であって、そんなことになる前に店を畳んでいると思うけど。

 

冗談ぽく書いてはいるがそれくらいの気持ちでいるのが本音の部分で、改革と表現しても過言ではないくらいの意気込みでいるのは間違いない。

 

良い物とよく売れるものは異なる物だ。そんなことは昔から知っているし、売れなくなったことで良い物が提供できなくなった人達も沢山知っている。

 

最悪の事態につながらないよう良い物と売れる物のバランスを取った事業体を形成していきたいと思う・・・という非常に長い独り言。。。