発売から一定の年数が経過し、「R06A」エンジン搭載のスズキ車でも色々とノウハウが蓄積されてきました。
R06Aユーザーはうちのお客さんで言うと、5台ほどでしょうか。
まだまだK6Aエンジンが元気に走っているので少数ですね。
今回は、R06Aエンジンユーザーの役に立つ情報をお届けします。
街中で見かけるR06Aエンジンは、ターボやNAに限らず気になる「音」を発している事が多いです。
その気になる音とは…
①アイドリングストップから復帰する(エンジンがかかる)タイミングでのキュルっという音
②発進時のキュルっという音
③エアコンON時の電磁クラッチ作動音が大きい
「カツン! ヴィーン…」みたいな
こんな感じです。ベルトの痛みもやや早めなのですが、コンプレッサーが原因の場合が結構あるんです。
つまり…
R06Aはエアコンに要注意❗️
って事です。
幸い、うちのお客さんの車両は全車スペシャルメニューで対策済みです。
と言うかね、嫌いなんですよ… あのコンプレッサーの音…
キュルッ…とか、ヴィーン…とか、ジーーーーとか…
そこで色々交換しまくった結果辿り着いたのが、最終的にコンプレッサーの潤滑力アップと言う結果でした。
ちなみに、うちのスペシャルメニューはプラント級コンプレッサー用です(笑)
これ… スッパリ❗️音も振動も消えます。 気持ちいい…
しかし、そんなものDIYでは出来ないし、材料の入手もほぼ不可能です。
ってなわけで、入手性が良くてお手軽な商品がこちら❗️
こちら… ニューテックの製品ですが全国の日産で「純正ケミカル」として入手が可能です。
はい。日産純正部品なんです。※PITWORK
「NC200」と言う同じ製品名で販売されていますので間違う事は無いと思います。
ニューテックでも日産純正(PITWORK)どちらでも同じものなので、入手しやすいお好きな方で…
この製品。 ニューテックお得意のエステルが使われています。
余談ですが、NC200は電気式のコンプレッサーを採用するHV車(要はプリウスです)にも使用可能なんです。冷却水もなのですが、これらは通電してはいけない仕組みになっていますので気をつけて❗️
ハイブリッド車にも安心して使えるNC200マヂ優秀です。ハイブリッド車はecoモードだと燃費優先でエアコンあんまり効かないんですよ…
なのでハイブリッド車では意外とNC200の出番があるんです。
施工にはチャージングホースが必要なので、思い切って日産ディーラーで施工を依頼するのが良いかもしれません(笑)
事前に電話で問い合わせて、作業の予約も済ませておく事をオススメします。
他社の車でも丁寧に対応してくれると思いますよ。
お値段は4,400円(日産のHPに記載)です。
部品3,300円 工賃1,100円ですかね???
高ッ❗️ と思うかもしれませんが、R06Aエンジン搭載のスズキ車には、予防としてやっておいて絶対損はないと思います。色々メリットがあるのですが、最大の利点がコンプレッサーの寿命が伸びる事。
コンプレッサーは壊れるとめちゃくちゃ高いですし、それに比べたら屁みたいな値段です。
新車の時にやっておくのが超オススメです❗️
自分の車なら… 新車で買ったら真っ先に注入します。 だって音が鳴り始めてからでは手遅れの場合があるし…
それをわかってて入れないと後悔しますよね。後悔先に立たずってやつです。
2年毎は必要ないと思うので、インターバルは4年(車検2回)くらいか、ガスチャージのタイミングなどで十分でしょう。
と、まぁそんな訳で某メーカーメカニック達にコッソリNC200を卸しているのは秘密です(笑)
某メーカーは純正でそういったケミカルの扱いが無いので、あくまでコッソリです❗️
メカニック達が自分用に買うだけなので本来は何も問題ないのですが、そこは大人の事情で…
とにかく❗️
ジムニーなんて今では高級車❗️ せめて少しでも長い期間元気で走ってもらいたいもんです。
スズキ車にお乗りの方は是非試してみてください。