私は特定の教団には属していませんが、仏教徒です。仏教にもいろいろありますが、私は、原始仏教徒です。原始仏教と言うのは、釈尊入滅後、仏教が上座部と大衆部に分裂するまでの約100年~200年間の仏教です。仏教が変質する前の、まだ本来の姿をとどめていた頃の仏教です。経典としては、パーリ五部経典と漢訳四阿含経だけです。釈尊の生の言葉を知ることができるのは、パ―リ五部経典と漢訳四阿含経だけで、他の有名な般若経、法華経、華厳経、阿弥陀経、涅槃経等は、釈尊入滅後、300年以上経過した後、創作された経典です。釈尊が使用されていたのはマガダ語とされていますが、残念ながら、マガダ語の経典は存在せず、マガダ語に近いパ―リ語の経典だけです。正確に言えば、釈尊直説と推定できるのは、江戸時代の天才である富永仲基が指摘しているように、パーリ五部経典と漢訳四阿含経の一部だけです。

