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 名古屋の覚王山日泰寺は、特定の宗派に属していない寺院で、その理由は、タイのラーマ5世国王から日本に寄贈された釈尊の御遺骨(仏舎利)をお祀りするために建立された寺院だからです。その経緯は、1898年1月、インド北部のネパールの国境に近いウッタルプラデシュ州パイプラワで、イギリス人駐在官ウィリアム・ぺッぺが、古墳を発掘して骨壺を発見し、その骨壺には側面に古代文字が刻まれていて、解読すると、「この世尊なるブッダの舎利瓶は、釈迦族が兄弟姉妹妻子とともに信の心を持って安置し奉るものである。」と記されていました。その後インドは、この仏舎利を仏教国のタイに寄贈し、タイはワットサケットに安置しお祀りしましたが、その一部を同じ仏教国のスリランカとミャンマーに分与しました。日本のタイ弁理公使稲垣満次郎は、バンコクでこのことを知り、日本の仏教徒に対してもその一部を分与していただきたいとタイ国王に懇願し、1900年6月15日チュラロンコン国王より仏舎利を拝受し、タイの国宝である黄金の釈迦仏像も寄贈され、1904年、覚王山日泰寺が建立されました。ただ、警備上の理由からか、仏舎利奉安塔の前で参拝することができず、少し離れた門からしか参拝できないのは残念です。仏教徒ならば一度は参拝すべき寺院です。