再度、情報収集 (その1) | アメリカ留学記 ~アリゾナ州立大学へ~

再度、情報収集 (その1)

また、アメリカの高校に編入するという観点から情報収集を開始した。


まず、どうしたら米国の高校に編入できるのか考えた。
しかし、なにも情報もないところで考えても良いアイデアが浮かんでくるはずもなかった。
そこで、留学や英語、英会話に関する本や雑誌を、再度くまなくチェックすることにした。


すると、ある業者の広告が目に留まった。

ほとんどの広告は、大学への留学を斡旋(サポート)する業務を有償で行うことを宣伝していたが、その中に1つだけ、高校への留学(編入)も斡旋するという会社があった。


アメリカの大学への留学と、アメリカの高校への留学(編入)が大きく異なる点は、高校の場合、一部の私立等の高校を除いては寮のような宿泊施設もなく、かといって17歳という年齢的なことから一人暮らしもできないとだった。要するに、自分の知り合いや親戚か、アメリカ人の家庭に滞在することが必要となる。


アメリカに知り合いも親戚もいないので、ホストファミリーを探してくれる斡旋業者を、どうしても使う必要があった。こればっかりは、つても情報もなかったので自分で探すわけにはいかなかった。


さっそく、業者と連絡を取った。はじめはパンフレットを取り寄せた。
その業者は、個人経営のような小さな会社だった。その時は、信用できる会社なのかはよく分らなかった。
ただ、とにかく、高校への編入手続きをしてくれて、ホストファミリーを探してくれれば、あとはどうにかなると思っていた。