通勤時に見聞きしたお子様通学事情
昨日小学生の話だったので、今日も。
最近は電車やバスを利用して通学しているお子さんが多い。
4月は駅構内で迷っている子とか、
具合が悪くなってしゃがみこんでいる子とか見た。
ちっちゃいときから難儀やなあ、とは思うけど、
公共のマナーをきっと学校で学べるだろうから、
それはそれでいいのかも。
ある日の帰路、傍に座った小学生たちの話を二つ。
①塾帰りのスマホ
男児二人で、一人はスマホ持ちA君。一人は未所持B君。
推定小学校4・5年生
電車内であれこれ質問が飛び出す。
B:「これ、なに?」「これってなんてゲーム?」「これ誰?」
A:「ゲーム」「OO(ゲーム名)」「△△さん」
矢継ぎ早なB君の質問にA君は軽く答えてるのですが
A君はゲーム仲間が結構いてスマホゲーム内じゃ懇意らしい。
電車内からのコメントにさっそく返事が来ていたようだ。
B君はそのシステムがよく呑み込めていないようだった。
A君は「ゲーム仲間は大人で、遠くにいるが友達」
という認識を持っているようだった。
これが女児だったら、ちょっと心配するところ。
②男児2女児1での会話(長文)
推定小学校2・3年
ちっこい頃の女子は段違いで男子より精神回路が抜きんでてますから、
結果、周りから見ると意地悪にみえる。
「帽子の校章外せるのよ?外してあげる」
と女児が男児Aに要らぬことを言い出した。
男児Aはその必要性を感じてないので断ったが、
女児はさっさと彼の帽子を取り上げてしまう。
それを見かねた男児Bが
「じゃあ僕、お母さんにOOちゃんが壊したって言うね」と宣う。
その瞬間、女児は帽子を投げ返し、凍り付いて一分ほど黙ってた。
B君の直球すぎるが的を射た答えに脱帽。
その後三人でじゃんけん王様ゲームをする。
「鼻の穴に指を突っ込め」とか、
「嫌いな女子の名前言って」とか、
なかなかダークな命令が出る。
嫌いな子発言はどうするのかと思ったら、男児Aは
「そんなのいないよ」と華麗にスルー。見習いたいw
男児Bが途中下車。その途端女児が言ったことは
「私あの子嫌い」
あー、女性にありがちな、いなくなった人を悪く言う奴。
さもなきゃ、好意を寄せるA君への第一障害と見たか。
もうあるんだー?サガかなあ、これ。と心中で唸る。
男児Aはそれを無視してた。ナイス対応。
最近の男児ってめっちゃ人間出来てるんだなあって
すっごく感心しました。
というか、
小学生のうちから電車に揺られて学校や塾に通って、
めんどくさい人間関係もあって大変だろうな、
とめっちゃ同情しました。
きっとお宅のお子さん、お孫さんも、学校や幼稚園でご苦労されていると思います。
今日はクリスマス。
めっちゃ可愛がってあげてください。