避難グッズは80点のつもりだった
うん十年前に自宅を持ってから、
自分の身を守るのは自分、と思って、
避難グッズをしっかり用意してきた。
3日分の食料とか、軍手とか、水、食器、医療品
通帳番号を書いたものや生命保険証一式とかね。
途中から同居となった舅には鼻で笑われてしまったが、
それまでは家族5人の万一の時の命綱に(少しは)役立つだろうと思っていた。
その後、地方赴任、海外赴任を続け、
その間に子供たちは自宅を出て、
気が付けば家族の数は半数以下になっていた。
当然、期限が切れるたびに避難食糧は買い直していたので、
さほど酷い状態になっているとは思っていなかった。
先日、避難準備のメールが来た。
地震以外なら避難所よりよほど安全な自慢の自宅なのだけど、
老人と膝を痛めたBBAなので、
(これまた舅には鼻で笑われたが)「一応」準備をする。
そこで気付いたが、留守にしてる間に
メインの避難袋の場所が変わって、玄関にぶら下げられていた。
これは地震の時にはいいだろうなあと思って黙認していたのだが、
いざ使おうと思ったら、埃だらけで背負いたくない状態にw
避難袋の布って火には強いけど、埃は普通に積もりますもんね。
そしてそして。
子供たちに背負わすつもりだったその他のリュックを
我々老人は背負えないことに気付いた!
そうだよねえ、背中は二つしかないんだもの。
運よく今回は避難しないですんだものの、
今の日本では、いつでもどこでも誰でも避難する所存じゃないとね。
万能避難グッズ+震災用って感じにまとめ直さなくちゃな、
と思った次第です。もちろん、二人が背負える分に納めないと…
難しいなあ。