先日、街路樹の並ぶ道路を掃除しているご老人を見かけました。
他にも大勢の方が同じエプロンをつけてらしたから、どこかの団体でしょうか。
ふと気づくと、そのご老人は
集めた落ち葉をせっせと側溝に落としている。
全部落とすと、達成感の滲んだ笑顔だった。
落ち葉がどこかで雨水の流れを止めやしないのか?
目の前から消えればいいのか?
でもお年寄りだから、そういうのわかってるんじゃないか?
自分は引っ越ししてきたばかりなので
これがこの地域のルールなのかもしれないと考え込んだ。
悩みました。
前に住んでいた所では、
落ち葉は自宅でいくらかカサが減るのを待って、
それから燃えるゴミとして出すという、
ちょっと面倒だけれど納得のルールがあった。
数日後、また同じ団体を見かけました。
その時にはご老人はいらっしゃらなかった。
結構な人数がいるのに、塵取りを持っているのはたった一人だった。
落ち葉をどう処理したのかは、見ていない。