前回、抜力というテーマで上体の力を抜いて、下半身に力を入れましょうとお伝えしました。
それから、約2ヵ月間、下半身の動きを実地研修して参りました。
それらの成果を踏まえて、下半身の出力について、お伝えします。
まず、下半身で最大の出力をだすためには、アドレスが要です。
ここで定義する下半身とは、足の裏から、骨盤の上、つまり下腹部まで含まれます。
アドレスでは、拇指球重心で、拇指球の上に膝頭がくるように膝を曲げ、太もも前部と
臍下丹田(せいかたんでん)に力が入るように骨盤をおこします。![]()
そうすると、アドレスの姿勢を飛球線後方からみると、前傾角度が30°前後となります。
このアドレスができると、下半身の出力を最大にする準備ができます。
次に、テイクバックからトップにかけて、下半身はできるだけアドレスの形を保ちます。
力を入れた太ももの位置を上下左右のいづれも動かさないように意識して、トップで
右股関節の上に重心を移動するようにします。
右股関節に重心がのると、左膝は少し右側へ移動しますが、これは正しい動きで、
許容範囲です。
さて、ここからが、最大の出力を発揮するポイントです。
トップからの切り返しは、左脚(左股関節)への移動から始めましょう。
左脚への移動と左腰を回して股関節へ移動する動きを同時に行います。
そうすると、左腰に引っ張られて、上体や腕が捻り戻されて、インパクトとなり、さらにヘッドに
を走らせながらフィニッシュを迎えます。
この流れで最大の出力が発揮されます。
このとき、上体(頭や左肩)が左へ引っ張られる動きと、右腰(右膝)が前にでる動きを抑える
ことも必要です。この動きは、ヘッド・ビハインド・ザ・ボールとも言われてます。
そして、フィニッシュでは、アドレスを飛球線後方からみたときのお尻の外側のラインに、左腰
の外側がしっかり重なって、内股がしっかり締まり、右足はつま先立ちとなります。
文章にすると、あっさりしたものですが、実際にこの下半身でスイングをすると、飛距離が伸びます。
研究の成果では、30ヤードは飛距離が伸びました。
私のレッスンでは、毎回アドレスからフィニッシュまでビデオカメラで撮影して、パソコンのスイング
解析ソフトを使用して、前傾角度まで詳しく確認していきます。
ご興味のある方は、ぜひ体験レッスンにお申込みください。
PS:現在は、体幹部の捻りで飛距離を伸ばす動きを研究しています。
これについては、次の機会といたします。
MASAYUKI(28)
