今日は「春分」 ~陰陽のバランスを意識しよう~
今日3月20日は、二十四節気のうちの一つ、春分です。
この日、真東から昇った太陽は真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ等しくなります。
北半球ではこの日を境に、次第に昼が長く、夜が短くなります。
陰気が地面の下に沈み陽気が上昇することで、陰陽の気が入れ替わる日です。
陰から陽へ転ずる時期になりますので、陰と陽のバランスを整えることがもっとも大切な養生となります。
また、この日をはさんだ前後7日間が「春の彼岸」です。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、この日を境に寒さも峠を越して温和な季候となるとされます。
しかし、花冷えや寒の戻りがあるので油断は禁物です。
「彼岸」は、「現世を離れ極楽浄土の岸に到る」という意味の仏教の言葉で、墓前に花や線香を手向け先祖を供養する姿が見られます。
春分になると、春も後半に入り、立春から高まり始めた「肝」のパワーがそろそろ安定してくる頃です。
春分の時期には、「平性」の食べ物を多く摂るようにしましょう。
東洋医学では、
食べ物を、「五性」といって大きく5つの性質(熱性、温性、平性、涼性、寒性)に分類します。
平性の食べ物は、体を温めもせず冷やしもしません。常食に向いています。
春分には、この平性の食べ物をメインにとりながら、この頃になってもまだ体が冷えやすいなら、温性の食べ物をプラスします。
反対に、のぼせなど温熱に偏っているようであれば、涼性の食べ物をとりましょう。
体が「平」の状態になるように、食べ物で調整していくのです。
これは、秋分も同様です。
春分と秋分では、昼と夜の長さがほぼ等しくなります。
陰陽が均衡しているときなので、体の陰陽も均衡させて「平」にするとよいのです。
暑さや寒さ、昼と夜もちょうど良いこの時期は、
陰も陽も適度に補う、バランスを意識した養生がポイントとなります。
体を冷やすような夏野菜や海藻類などの食材のとり過ぎや
逆に体を温める香辛料やアルコールなどのとり過ぎも控えましょう。
<参考>食べ物の5つの性質
●熱性・・・体を温め血行を良くします。滋養効果もあります。
唐辛子、こしょう、ニンニク、山椒、シナモン、羊肉など
●温性・・・熱性と同じ効果がありますが、熱性より温める効果はおだやかです。
鶏豚のレバー、ナツメ、生姜、もち米、ネギ、シソ、梅、酢など
●平性・・・中庸。体を温めもせず冷やしもしないため、偏った影響が少なく、常食に向いています。熱性・寒性など強い刺激を緩和する力があり、料理にも使いやすいです。
卵、蓮の実、ハチミツ、とうもろこし、キャベツ、ブロッコリー、ジャガイモ、山芋、さつまいも、里芋、米、しいたけ、すもも、プルーン、ぶどう、レモン、大豆、小豆など
●涼性・・・寒性のものよりおだやかに体に作用します。のぼせ、ほてり、微熱などの改善や熱中症の予防などに効果があります。
大麦、あわ、そば、タケノコ、トマト、キュウリ、セロリ、ほうれん草、梨、ハトムギなど
●寒性・・・熱を冷ましたり、解毒効果があります。のどの痛み、顔の赤みなどの改善に効果が期待できます。
にがうり、スイカ、レンコン、ゴボウ、ナス、大根、カニ、昆布、わかめ、あさり、しじみ、はまぐり、ウコン、バナナ、メロン、精製塩、白砂糖など
体が冷えている人が冷やす食べ物ばかり食べていると、余計体は冷えてしまいます。
バランスが大事です。
なので、バナナだけ食べるダイエットやトマトだけ食べるダイエットなど、ワンフードダイエットはおすすめしません。
偏ったものばかり食べるのではなくバランスよく食べましょう(^^)
チャンネル登録者3万2千人突破‼
★神戸市北区の漢方健康相談の薬店です★
神戸市北区有野台2丁目1-4
電話: 078-981-1246
営業時間: 9:30~19:00 日曜定休
薬剤師・国際中医師 井上満弘
※初回漢方相談はご予約をお願いいたします。
今日が大事だ。 明日ではない。
☆今週の言葉☆
今日が大事だ。
明日ではない。
(ボブ・ディラン)
「今」を生きる。
まだ訪れていない未来の不安に囚われず、
「今ここ」に集中して生きましょう(^^)
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今日は「啓蟄」・・・春が旬の山菜を食べてデトックス!
今日3月5日は、二十四節気のうちの一つ、「啓蟄」(けいちつ)です。
暦の上では、冬ごもりしていた虫やカエルたちも暖かさに誘われて動き始める頃とされています。
「啓」は、「ひらく」という意味。「蟄」は、虫などが冬眠するという意味です。
「啓蟄」は、冬ごもりをしていた虫などが暖かさに誘われて地上へ這い出してくることを表しているのです。
※二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもの、つまり1年を24等分したものになります。二十四節気を知っておくとより繊細に季節の移り変わりを感じることができます。一年の自然の移ろいを把握し、季節に合った生活養生をするというのも東洋医学のとても大事な考え方です。
まだまだ寒さが続いていますが、いよいよ春がやってきます。
春は、冬に静かに隠れていたものが活発に動き出し、植物はいきいきと芽を出し草木を伸ばします。
自然の流れに合わせ、心身ともに開放し、のびやかに過ごしましょう。
朝は早起きを。
そして、冬の日光不足を春は補いましょう。
天のパワーである太陽をいっぱい浴びれば体内の陽気が育ちます。
朝の散歩や森林浴で春の陽気をたっぷりと身体に取り入れましょう。
冬に溜まった陰のエネルギー(冷え)を追い出すには、ニンニクやニラ、ネギ、ヨモギなど陽を補う食材を積極的に摂ることです。
当店では2年間熟成したニンニクのエキス「塾生ニンニク抽出液」の製品を販売していますが、この時期だけに限らずですが、非常におすすめです。
2年間熟成させることでニンニクの刺激性がなくなり安全に服用することができ、有用成分が増え身体に対する有用な効果も非常に増幅します。
飲んでみたいという方は、お気軽にお申し付けください。
また、冬眠から目覚めた熊が一番初めに口にするのは、春先に出てくる苦みの強い山菜の新芽です。
この時期、さまざまな種類の山菜が出回るようになります。
うど、わらび、ふきのとう、ふき、たらの芽、ぜんまい・・・
春の山菜は独特の苦みをもっていて、
この苦みが春に弱りやすい肝の不調をととのえデトックス作用を促し、
冬の間に溜まった老廃物をデトックスします。
春が旬の山菜も美味しくいただきましょう(^^)
ちなみに、うどは、独活(どくかつ)という名前で漢方薬の材料にもなります。
腰痛や膝痛などの関節痛や神経痛を改善する「独活寄生丸」(どくかつきせいがん)という漢方薬をよく使います。
当店でも販売していますので、関節痛や神経痛でお悩みの方はご相談ください。
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