おばあちゃんが亡くなりました。
わたしの、唯一の、味方だったひとです。
なんで味方だったのかを語るとわたしの残念すぎる身の上話になってしまうので割愛しますが
わたしの夢を肯定せず、だけど否定もせず
わたしの心が壊れかけたとき、逃げる場所になってくれた。
不安定で未熟な子供時代に、この二つがあったことは、本当に救いでした。
わたしが成人する前に痴呆がはじまってしまった時は本当につらくて悲しかったけれど、
でも、おばあちゃんがすべてを忘れてしまうまで、出来る限り会いに行って、抱きしめて、大好きだよって言って。
一生分の大好きとハグをおばあちゃんに奉げたってくらい、伝えました。
いつその時が来ても後悔がないように。
どんなに願ってもきっとその時は来てしまうから、
「もっと伝えればよかった」なんてバカなことにならないように。
だから、納骨が終わるまで、泣きませんでした。
でも、笑えなかった。
他の親族が笑いあう中、たったひとり、空気を読まず。
無機質な人形みたいに、ピンと背筋を伸ばして無表情でただずむことしかできなかった。
笑顔で「おつかれさま、ありがとう、わたし、明日からもっともっと頑張るね」って言いたかったのに。
いっぱいいっぱい伝えて、そのことに後悔はないけれど、
おばあちゃんがもうどこにもいないんだっていうわたしの穴は、そう簡単には埋まりそうになくて。
葬儀が終わって帰ってきて、翌日仕事をしても涙は出なかったのに
おばあちゃんのこと思い出してこの記事を書いてる今、涙が止まりません。
こまった。
当時の日記引っ張り出して読むんじゃなかった。
完全に自爆行為です。
みなさんはやっちゃダメです。
タイトルは、まだ10代の頃に、来てほしくない、でもいつかは必ず来るその時のことを想って作った歌の歌詞です。
わたしの人生最大の愛が詰まってます。
二番目に好きな歌なんですが、歌うと必ず泣くのであんまり歌いません。
次の更新までには立ち直るので、まっててください。