毎日の仕事を完全にやり切って、次の日を迎えられる人は少ないのではないでしょうか?

自分ではここまでできればOKと思っていても、すべてが終わっていないと気になってしまう人も多いはず。

 

 

寝る時に「これをやり忘れている。あれやらなきゃ」など思いついてしまうと、気になって眠れない方いませんか?

私もその中の一人です。

 

このような人は、もしかしたらこの心理が強いのかも

 

「ツァイガルニク効果」

 

  終えてしまった事柄よりも、途中で挫折してしまったり中断してしまったりした事柄のほうがよく記憶に残る心理現象

 

  • 仕事をしているときに、優先しなければならない別の仕事が急に回ってくる
  • 問題を解いている最中に制限時間がきた結果、問題の続きが気になってしまった
  • 相手に振られてしまったが、しばらくたっても相手のことが忘れられない
  • テレビ番組などでの「続きはCMのあと」というワード

 ツァイガルニク効果が起こる原因にかかわるのは、「心理的リアクタンス」という現象

 

  他人から行動を制限されると、反発して自分のやりたい欲求が高まる心理現象

 

これらの心理現象をうまく仕事に生かせると、以下のメリットが見込めます。
  1. 生産性の向上:効率性の向上や優先順位を付けられる
  2. 仕事のモチベーションにつながる:達成感がモチベーションにつながり、適度な緊張感も継続できる
  3. マーケティングに活用できる:顧客を引き付ける効果がある
逆にデメリットも紹介します。
  1. ストレスの原因となる:未完の仕事が気になり、ストレスが増大する
  2. モチベーションを低下させる要因にもなる:仕事が終わらなすぎると、諦めのような境地になることも
  3. 無駄な作業を増やす原因に:タスク管理ができないと、無駄なことをすることにも
上手に仕事をおこなうためには、時間管理・タスク管理ができるようになることです。
 

 

最後に、寝る前に気になってしまう方は、枕元にメモ帳を置いておきましょう。 

 

気になった事をメモしておくことで、忘れないという安心感につながり、眠れるようになると思います。