「宇宙ベンチャーの時代 ~経営の視点で読む宇宙開発~」
小松伸多佳/著 後藤大亮/著 光文社新書
【詳細】
- 宇宙開発は政府主導から民間企業がイニシアティブをとった「ビジネス」として急速に生まれ変わりつつある。
- 「宇宙ベンチャー」と呼べる民間ベンチャー企業がこの流れを加速させている。
- 2021年は民間宇宙ベンチャー元年。イーロン・マスク氏が創設したスペースXなど複数社が宇宙旅行を成功させた。
- 日本でも、スタートアップや宇宙系以外の大手企業が続々と参入している。
【書評】
宇宙に関しては興味がある分野であったので、何気なく読みましたが、知らないことだらけで面白かったです。
- 知らなかったビジネスが展開されています。宇宙から地球を見て、宇宙でしかできない事、宇宙旅行など
- 「宇宙開発=ハイリスク、ハイリターン」のイメージがありましたが、宇宙への運び方や保険など、いろいろ技術が進んでいます。
- また、イーロン・マスクがすごい人物です。NASAも認める才能です。Xのごたごたは置いときましょう(笑)
- ウクライナ戦争でスターリンク(高速の衛星通信システム)の無償提供という話題がありましたが、サービスも理解できます。
- 日本でもクレイジージャーニーで放送された宇宙の回で放送された、岩谷技研やispaceの話もあります。
宇宙に興味のある方、ビジネスや投資先としての知見を広げたい方、未来の姿を想像してみたい方、是非読んでみてください。