治らない病気は治さない病気だ。

前回、現代における難病、奇病のおおもとすべては、自律神経失調症であると書きました。

それについての補足です。

精神障害の中で治療困難なものに「自律神経失調症」がある。強いストレスにさらされ、精神的疲労が積み重なると、自律神経失調症に陥る。

この病気は、大人から子どもにまで範囲を広げて、親子で自律神経失調症で悩む時代が到来している。

疲労は、大別すると、肉体疲労と精神疲労にわけられる。

肉体疲労は、食べるものをきちんと食べて、しっかりした血液をつくっていれば、これは眠れば治る。

ところが、精神疲労は睡眠をとっても容易にとれない。

では、どうすればいいか。一番いいのは運動して、精神疲労を肉体疲労に変換してしまう。

今、現代人の多くがスポーツにいそしんでいるのは、無意識のうちに疲労の種類を変換していこうとする表れなのかもしれない。

だが、自律神経失調症がひどくなると、そもそも運動する気力すらなくなってしまう。

このストレスが溜まってくると、最初に眠れなくなってしまう。

人間の健康にとって大事なことは、快眠・快食・快便である。

食べることも大事、出すことも大事だが、なによりも大事なことは睡眠である。

人間は食べなくてもある程度生き延びることはできる。

しかし、睡眠のほうは一週間眠れなければ死んでしまう。

よく生きるということはよく眠ることなのだ。

眠るためには運動して精神的疲労を肉体的疲労に変えればいいのだが、重症の人や、年をとって足が悪くなった人は、それもままならない。

そんな人は、交流磁気治療器を枕にして眠っていただく。

そうすると頭の血行=脳の血行がよくなってくる。

そうなると血液の流れがスムーズになり、自律神経が安定するというわけだ。

現代の医療は、自律神経失調症と診断すると、単に精神安定剤を飲ませることで済まそうとする場合が多い。

安定剤を飲むと、頭がボヤッとし、頭がボヤッとすれば、何も考えないから精神が安定するだろうというのが今の治療法の考え方なのである。

しかし、それは間違いで、頭が冴えてくればこそ精神も安定するのである。

頭が明晰さを失えば身体は動かなくなる。

常識で考えても、頭がボンヤリしていいはずがない。

第一、  寝起きは悪くなるし、身体を動かすことも億劫になる。

ただ、ゴロゴロうたた寝しているような状態が、はたして健康といえるのだろうか。

まず、頭の状態をいちんとしてやることによって精神も安定するということをぜひ知っていてほしい。