先日ゼリーの巣から移動させたコロニーは、試験管の巣にすっかりなじみ、女王は一番奥の湿っぽいところで過ごしています。幼虫も育ちつつあります。
こちらは別の試験管型の巣で飼育中のコロニーです。卵や幼虫は一番湿っているところに置かれ、働きアリたちが世話をしています。
こちらは石膏の巣。注水口が上にあるため、巣は上の方が湿度が高くなります。したがって、コロニーも上の方に落ち着きます。
やはり、蟻は一定の湿度がある場所を好むことがわかります。
さて、こちらの巣は、湿度を与える機能が全くありません。そのため活動エリアに給水器を置いて飼育してみたのですが、どうも最近コロニーとして元気が無くなってきました。
働きアリの数も増えず、卵も3.4個くらいしかありません。女王は腹が膨らんで成熟していますので産んでいるはずですが、育たないか働きアリに食われてしまっているか、、、？
餌は試験管や石膏のコロニーと全く同じに与えているので、環境に問題がある可能性があります。
特に湿度。
と、いうわけで、数ヶ月後に迫る冬ごもりのことも視野に入れ、近々コロニーの引越しをさせようと思います。
ちなみにゼリーの巣は湿度はありましたが、逆に湿度が高すぎたのではないかと考えています。