2023.2.18 一の鳥居

②二の鳥居

③手水舎

⑤社殿 

=首途八幡宮=

創建 不詳

祭神 誉田別尊 比咩大神 息長帯姫命

首途八幡宮の「首途」は何と読むのかと思ったら「かどで」と読むそうです。源義経の奥州への出発地であり旅行安全の神社として崇敬を集めています。

神社の創建年代は不明ですが、全国にある八幡宮のうち9割以上は石清水八幡宮から勧請されたものに対して、首途八幡宮は豊前国宇佐八幡宮(宇佐神宮)を直接勧請して内野八幡宮として創建されました。

平安京の大内裏の東北(鬼門)に位置したため王城鎮護の神とされ、天皇家からの深い信任を得ていました。

かつて、この地には陸奥国で産出された金を商うことを生業としていた金売吉次の屋敷があったと伝えられ、1174年(承安4年)に源義経が陸奥国平泉に赴く際に吉次の助けを得て鞍馬山から当社に赴き、道中の安全を祈願してから出発したと言われています。「首途」は出発を意味し、その由緒より「首途八幡宮」と呼ばれるようになり、旅立ち、旅行安全の神として信仰を集めるようになりました。

⑦摂社の弁天社

⑧源義経奥州首途之地の石碑