2023.2.18 御影堂門(重要文化財) 1911年(明治44年)の再建で、木造の山門としては世界最大級です。また、高さは21mと木造の二重門としては日本一の高さです。

⑦御影堂(重要文化財) 1895年(明治28年)の建立。高さは38mで世界最大の木造建築です。

=真宗本廟(通称:東本願寺)=

創建 大谷本願寺 1321年(元亨元年) 東本願寺 1602年(慶長7年)

開基 大谷本願寺 覚如 東本願寺 教如

本尊 阿弥陀如来

宗派 真宗大谷派

寺格 本山

東本願寺と言うのは通称で真宗本廟が正式名称です。龍谷山本願寺(通称:西本願寺)に対して東側に位置することから東本願寺と呼ばれています。

もともと東西の本願寺は1つで、1321年(元亨元年)に覚如が本願寺を創建しましたが、1602年(慶長7年)に後陽成天皇の勅許を背景に徳川家康から、本願寺のすぐ東の烏丸六条に四町四方の寺領が寄進され、教如は七条堀川の本願寺の一角にあった隠居所から堂舎をここに移しました。これにより本願寺派分裂し、1603年(慶長8年)に上野厩橋(現:群馬県前橋市)の妙安寺より「親鸞聖人木像」を迎え、東本願寺が正式に開かれました。

1641年(寛永18年)には3代徳川家光より1万坪の土地が寄進され、石川丈山に寄って庭園が整備されました。これは現在の渉成園で、飛び地境内となっています。

1670年(寛文10年)には親鸞聖人を祀る大谷祖廟が建立され、1745年(延享2年)に8代徳川吉宗が大谷祖廟に隣接している長楽寺の境内約1万坪を没収して、大谷祖廟に寄進されました。

1658年(万治元年)に再建された御影堂と阿弥陀堂は、その後4度焼失しましたが、そのたびに再建されました。1864年(元治元年)7月の禁門の変に伴うどんどん焼けで再び焼失し、1895年(明治28年)にようやく再建されて現在に至ります。

真宗大谷派(東本願寺) (higashihonganji.or.jp)

⑨阿弥陀堂(重要文化財) 本尊の阿弥陀如来を安置しているお堂で、1895年(明治28年)に再建されました。

⑩阿弥陀堂門(重要文化財) 1911年(明治44年)に再建

⑫手水屋形(重要文化財) 1895年(明治28年)頃の再建