2022.11.4

=旧加古川市立図書館本館(旧:加古川町公会堂)=

竣工 1935年(昭和10年)

設計 兵庫県営繕課(置塩章)

施工 前川俵次

様式 アールデコ様式

旧加古川町公会堂は、1935年(昭和10年)に竣工し、演劇や講演会などが行われ、地域文化の中心的存在でした。1971年(昭和46年)から加古川市立図書館本館として利用されましたが、1987年(昭和62年)に開館した加古川総合文化センター図書館が中央図書館となると、本館の方は分館となる加古川図書館となりました。加古川図書館が、2021年よりカピル21ビル(ヤマトヤシキ加古川店)の6階に移転すると、旧公会堂は書庫として使われるようになりました。雨漏りや老朽化の問題から解体も視野に入っているため、今後の動向が気になるところです。

実際に行って見ると、どこを撮っても絵になるほどの美しさと荘厳さなので、何とか残してほしいと思うのですが、どうなってしまうんでしょう。

図書館として営業している時に、行こうか迷っていて結局行けずじまいとなり、中に入ることはできませんでした。やっぱり遠いからとかそんな理由で行かないのはダメですね、、、無くなってしまったら後悔してもどうしようもないのですから。

③解体される可能性もあるので、とにかくとれるだけ写真を撮ってきました。