2022.5.23

=関西電力旭変電所=

竣工 1936年(昭和11年)

=帝国信栄ビル=(登録有形文化財)

竣工 1923年(大正12年)

設計 清水栄二

=神戸三宮阪急ビル・阪急神戸三宮駅(旧:神戸阪急ビル東館)=

竣工 1936年(昭和11年)

設計 阿部美樹志

施工 竹中工務店

解体 1995年(平成7年)

=三宮阪神ビル・阪神電車神戸三宮駅(旧:そごう神戸店→現:神戸阪急)=

竣工 1933年(昭和8年)

設計 久野節

施工 大林組

阪神電鉄が三宮阪神ビルとして完成させた建物で、ビルのテナントにはそごう神戸店が入っていました。1971年(昭和46年)にはそごう神戸店は大丸神戸店の売上を超え、阪神・淡路大震災の翌年の1996年(平成8年)まで地域一番点となっていました。

この地震で、本館の建物が倒壊するなど大きなダメージを受けましたが、そごうは建物を解体せずに残存部分を活かして補強する一方、大丸は建物を解体して新たな建物を建築するというそれぞれ別の判断を下しましたが、1997年(平成9年)に大丸が全館での営業を開始すると、そごうは売上・売り場面積ともに大丸の後塵を拝することとなり、地域一番点から転落し、その後も業績不振を解消できず、セブン&アイHDは、2016年(平成28年)にそごう神戸店と西武高槻店をエイチ・ツー・オー・リテーリングに売却して、現在は神戸阪急となっています。

⑪旧そごう神戸店の外観は白いパネルで覆われてしまっていますが、地下へ続く階段は当時のデザインが残っています。

⑭ヴィラ・ブランシュ

⑮東遊園地の一角には神戸倶楽部の建物を再現した建物があります。

=東遊園地事務所(神戸倶楽部のデザインを再現)=

竣工 1890年(明治23年)

設計 A.N.ハンセル

解体 1945年(昭和20年)

神戸倶楽部は、1869年(明治2年)に神戸外国人居留地に居住するアメリカ人とイギリス人が中心となって設立した社交クラブ・ユニオンクラブを前身としていて、東遊園地の施設を購入して神戸倶楽部の名称で活動していました。

太平洋戦争時には、日本海軍に接収され、戦時中の空襲により焼失しました。1950年(昭和25年)に東遊園地に施設が再建されましたが、この場所にアメリカ領事館が建てられることとなったことから、トアホテル跡に移転しました。

=神戸税関=

竣工 1927年(昭和2年)

設計 大蔵省営繕課

施工 森田福市

=三菱新港ビル(三菱倉庫神戸支店)=

竣工 1925年(大正14年)・1928年(昭和3年)

設計 三菱倉庫営繕課

=三井倉庫神戸支店=

竣工 1926年(大正15年)

設計 三井倉庫営繕課

=住友倉庫神戸支店=

竣工 1926年(大正15年)

設計 住友合資会社工作部

施工 大林組

㉞ジャパンエキスプレス

=新港貿易会館(旧:新港相互館)=(登録有形文化財)

竣工 1930年(昭和5年)

設計 新港相互館

施工 中島組

=KIITO旧館(旧:神戸市立生糸検査所)=

竣工 1927年(昭和2年)

設計 神戸市営繕課(清水栄二)

施工 竹中工務店

=KIITO新館(旧:国立生糸検査所)=

竣工 1932年(昭和7年)

設計 置塩章

施工 錢高組

様式 ゴシック様式