2021.4.1 下関は歴史ある港町です。

①港町にあるのが領事館。

=旧下関英国領事館=(重要文化財)

竣工 1906年(明治39年)

設計 ウィリアム・コーワン

様式 クイーン・アン様式

日清戦争後、朝鮮半島のせい経済的重要性を鑑み、駐日英国公使アーネスト・サトウの具申により、1901年(明治34年)9月13日に英国政府は英国領事館を開設しました。管轄区域は山口、広島、福岡、大分の4県で、初代領事はフランク・ウィリアム・ウオルター・プレイフェアで、手狭になった領事館は、現在の場所に移し、現存する建物が建てられました。

1922年(大正11年)5月には、下関英国領事館は長崎英国領事館監督下の領事事務所となりましたが、1940年(昭和15年)11月には臨時在長崎英国領事館出張所となり、事務を執るものを置かなくなりました。

戦後の1954年(昭和29年)に建物は下関市が買い取り、下関警察署唐戸地区出張所(1958-1968年)、下関考古館(1970-1986年)として利用され、1989年から一般公開されました。2008年(平成20年)から保存修理に伴い休館となり、2014年(平成26年)7月に再オープン、記念館・市民ギャラリーとして利用されています。

領事館建築としては日本最古の建物です。

当領事館について | 重要文化財旧下関英国領事館 (kyu-eikoku-ryoujikan.com)

②マントルピース まずは1階から見ていきましょう。

③旧文書室及び待合室

④旧領事室

⑧領事室暖炉

⑨旧海事監督官室

⑬2階へ向かいましょう。

⑭旧居間 2階はTea Room Lizとして使われていますが、自由に見学していいとのことでした。

⑯旧寝室

⑱左側の建物は付属屋で、領事館時代には使用人が使っていました。