2020.2.17 千本松牧場 200本以上のソメイヨシノが植えられていて、春になるとこの場所は一面ピンクになるようです。

①2日目は千本松牧場に来ました。いい年をして、ウサギや馬に餌をあげてました笑 その後はレンタサイクルで牧場の周りを一周してきたのですが、偶然にもそこで近代建築と出会うことができました!

 

=千本松牧場=

千本松牧場は那須野が原の開拓の一環で、内閣総理大臣を2度務めた松方正義が政府の要職を離れていた1893年(明治26年)に運営に苦労していた那須開墾社から土地を譲り受け、欧米の大規模農場経営を導入して開場した牧場です。

開場当時は東西4.5㎞、南北7㎞という広大なものでした。

「千本松牧場」の名前の由来は、当時この周辺ではアカマツ林があったことから、松方正義がこの地に「千本松」と命名しました。1928年(昭和3年)には蓬莱殖産(現:ホウライ・ジャスダック上場)に経営が移管され、第二次世界大戦後は酪農にも進出し、乳製品まで一貫生産する体制を整えました。牧場の広さは東京ドーム178個分、乳牛は約500頭、生乳は1日8トン生産しています。

以前、那須の東急ハーヴェストに泊まった際にミレピーニというアイスを食べたのですが、それがここの牧場で作られたアイスだったようです!

http://www.senbonmatsu.com/ (公式P)

⑥松方別邸

=萬歳閣 松方別邸=

竣工 1903年(明治36年)

現在も松方家の所有で私有地となっているため、敷地内に入ることはできませんが、展望デッキから外観だけ写真を撮ることができます。

⑦牧場の中にはモミジ林もあって、秋になると真っ赤に染まるそうです。今年の秋は那須に紅葉を見に行きたいなぁ。