今日は、ニニューヨークの株安円高を受けて東京市場も朝から小安い展開が続き、見ていませんでしたが後場から下げ幅を拡大していたようです。おそらく、円高に加え、アジア株が軟調だったからでしょう。この1週間は終値ベースで10600円に達することができず、500円も割ってしまったようです。一方で、ジャスダック平均は相場全体が軟調な中、かろうじてプラスを保ちここ半月くらい上昇し続けていますね。
ドルは始終軟調でしたが、ユーロは財政危機問題が少し和らいだ?ためか対円で高くなっています。ただ、いくらユーロが高くても、ドルが安いとやはり日本株にはマイナス要因のようで、結局のところ日本株はアメリカとアジアの動向次第で決まってしまうわけです。
 
[1/14(金) 大引け]
更新 : 11/1/14 16:00
日経平均1万500円割れ、中国利上げ観測など重し
14日後場の日経平均株価は前日比90円安の1万499円。TOPIXは同7ポイント安の930ポイント。騰落銘柄数は値上がり581銘柄、値下がり937銘柄、変わらず153銘柄。ドル・円の弱含みが嫌気され、さえない展開となった。引けにかけて、週末要因もあって売りが強まり、一段安となった。また、中国の利上げ観測浮上も重しになったとの指摘もある。国内投信のファンドマネジャーは「中国の利上げは短期的に売り材料だが、過熱している景気を抑える目的であり、下げても一時的なものだろう。押しても25日移動平均線がメド」と指摘している。
 
日経平均    10,499.04 (-90.72)
TOPIX                 930.31(-7.43)
ジャスダック       1,304.73(+1.46)
ハンセン     24,283.23(+44.25)
円ドル                   82.5(-0.25) 17:19分現在
円ユーロ             110.65(+0.04)
 
今日はある程度の下落は想定内で、これまでの流れで大体悪くても40円安がいいところかなと思っていましたが、予想を超えた90円安ということで、所詮素人の予想なんて当たらないもんだと実感しました。業種別上昇率は小売りだけがプラスで他の全セクターはマイナス、特に下落率上位にはゴム、証券、精密、不動産といった昨日から弱かったものや昨日まで上げていたものが入っています。
前場ではかろうじてプラスを保っていた持ち株の住商も、終値ベースではついにマイナスに転落してい、パナソニックもかろうじてプラスでいる状況です。
不安的中といったところでしょうか、ただ、もう少し踏ん張ってみます。なにせ、コメントして下さる方の中にはどっしりと構えている方がいますからね。リーマンショックで半値以下や10分の1になった株を保有し続けた人間です。少々の値下がりなんて怖くも何ともありません。とはいいつつも資産が減るのはいやなんですけどね(笑)
ちなみに、別口座の双日600株を203円で指値注文を出しておきましたが、当分ここに達することはなさそうです。もうかれこれ2年以上の付き合いですね。
 
朝に挙げたユーロ銘柄も全滅、野村が投資はんだを引き下げたブリヂストンも続落、昨日までかなりあげていた不動産銘柄も今日は大幅な下落で下落率ワースト4です。そして、インテルの決算を受けて高く始まった半導体関連銘柄はまちまちですね。朝方はエルピーダも小高く始まりましたが、大引けにかけて上げ幅を縮め小幅安となっている一方で、東京エレクトロンや東芝は始終堅調だったようです。半導体関連ではないかもしれませんが、東京エレクトロンデバイス、ここは数か月前まで10万円台でした。まさかここまで上げてくるとは…買ってたら2倍も夢じゃなかったかもしれませんね。本当に先見の明がないというか、小さく儲けて、大きな儲けを逃すといいうか。そんなことを言い出すと止まらなくなるのでやめますが。
 
東芝(6502)       488円(+2)
エルピーダ(6665)     1061円(-9)
ルネサス(6723)         963円(-12)
東京エレ(8035)        5550円(+170)
東エレデバ(2760)  191700円(+7800)            
 
狙っている三井金属も270円割ってきました。ブリヂストンもあっさり1600円を割り込み、もう少し下がればいい感じかと。
ただ、何も買わないで板を見ていても張り合いがありませんね。チャンスはごろごろ転がっているのに。
 
さて、明日から休みです。(私にとっては毎日が休みですが) バイトも入っていないので久しぶりにゆっくり読書にふけろうかと思います。昨日本屋で面白いテーマの本があったので2冊買ってきました。
その名も「ルポ 若者ホームレス」 飯島裕子著 ちくま新書 と 「変わる家族と介護」 春日キスヨ著 講談社現代新書
今大きなテーマになっている無縁社会についての本です。詳しくは読んでいませんが。これは自分にも関係あると思いついかってしまいました。
そして、もう一つ興味のあるテーマは「現代の若者」の類です。車を買わない、酒を飲まないなど自分に当てはまることが多いので注視しています。みんな、堅実なんですよね。限界を超えない範囲で最大限に楽しもうとしているというか、賢くお金を使っているんだと思います。上記に当てはまるからといて私自身が賢いなんて思っていませんよ! でも、車や家なんて買った瞬間に減価していくし、なんてったって維持費がばかにならない。酒やたばこなんて税金の塊。そんなこと考えだしたらばからしくてやってられません。
さて、財布のひもの固い若者から企業は消費意欲を引き出すことはできるんでしょうか。私はできると思いますよ。趣味やほしいと思ったものは少々高くても買ってますから。ただ、大きなマーケットにするのは並大抵のことではないでしょうけど。
 
株の話からずれてしまいました。ちなみに今日は不動産株はだめでしたがリートは堅調だったみたいです。
後は18日のアップル次第といったところでしょうか。