「馬鹿な上司」のメンタリティは?
ここまでの話を理解した方は、絶望感を持ったのではないでしょうか?残念ながら事実です、諦めてこの「上司は馬鹿」である事実をベースに仕組みを考えることが目の前の「バカな上司」対策はできません。
真面目な方は、「そんなことはない、上司にきちんと上司としての仕事してもらう」と考えるでしょう。でもその考えは間違いです。理由は単純で「自分自身を変える」こともできない皆さんが、他人、しかも力関係で強い相手を変えることができると思いますか?そんな考えは捨ててください無駄ですから。大切なのは、そんな「馬鹿な上司」をどう使うかです。そう「馬鹿と鋏は使いよう」なんで。
「バカな上司」は「自分の考え」をもつことはありません。それは、「バカ」は考える能力がないのは当然のことです。そんな「自分の考え」を持たない上司と言うことをしっかりと脳に叩き込んでください。サラリーマン時代「部長はどうお考えですか?」と質問している人を見かけた。その度に私が思ったのは「考えのない奴に聞くなよ。聞くあなたが間違っているよ」ということです。
往々にしてそんな質問に対して部長は「とりあえず言いたいことはわかった。次の予定があるので」と言って去っていく。そうな、彼には考えは存在しないのだ。部長を追い詰めた人はその後、「困った〜部長が方針を出してくれない」と嘆くのを居酒屋で聞いていました。全く無駄なことをやっているなと思ったものです。
さて、「バカな上司」のメンタリティーを理解していただけたと思います。そこで、次に考えることは「意思決定」の本質の理解です。意思決定には、二つの方法があります。一つは、「積極的意思決定」と言うものです。もう一つは「消極的意思決定」と言うものです。
「積極的意思決定」とは、「わかったやりなさい」と意思決定権者が自分の考えで判断するものです。皆さんが、普通想像する意思決定の方法です。
「消極的意思決定」とは、「そうするしかなかった」と言う決定方法で、自分で判断したのでなく、周りなどの環境からその判断以外に選択肢がなかったといった感じの意思決定の方法を言います。
日本の多くの意思決定は「積極的意思決定」ではなく「消極的意思決定」により行われています。例えば、現在の新型コロナに対する政府の対策は完全に「消極的意思決定」になっています。これは、責任を取りたくないから周りの環境から意思決定をしたようにします。
そんな特長の意思決定方式の中で「バカな上司」が「積極的意思決定」することはあり得ません。基本的に彼らの意思決定は「消極的意思決定」が基本になります。このような意思決定の環境下では、「プランA」と「プランB」を持って行って「どちらにしますか?」と言われても彼らに判断はできません。
大切なのは、どうやって「消極的意思決定」で決定させるかになります。