段差は楽しめる

はじめに

室内に段差があることが豊かな空間を作ることにつながるということを理解していただくにはフランクロイドライトの作品を見ていただくのが一番だと思います。もしかしたら一生に一度になるかもしれないリノベーションのためでしたら、池袋にある明日館を観にいかれることをお勧めいたします。

 

三井ホームは、明かにライトの作品を真似たような商品を広告に出しています。また、明日館に行くとプロの方々が研修に来ているのを目の当たりにできます。現在の日本のハウスメーカーの商品企画の教科書になっているのは間違いありません。

 

そんなライトの作品の写真の中で段差の意味を考えてみたいと思います。

 

目 次

1.段差がない空間は変化を楽しめない

2.目線が移動はすることで変化を楽しめる

3.フラットの空間では床の仕上げは難しい

4.段差をつけることで床を楽しめる

文責  代表 倉元孝弘

目 次

1.段差がない空間は変化を楽しめない

上の写真の廊下部分を強調した写真が下の二枚になります。下の写真の上の方は、リビングから廊下をみたものです。下の方は逆に玄関から廊下を見たものです。

 

 

 

 

広角カメラで撮影したものではないので、全体像を写すことができなかったのですが、廊下部分は約15センチほど上がっています。通常の階段一段分の高さです。このマンションは、古いマンションでしたので天井が低かったために錯覚を利用することを考えて、わざと廊下部分は必要以上にあげることにしました。

 

写真では感じることはできないのですが、廊下からリビングに降りると広さを感じるようになっています。廊下からリビングに降りると目線が移動するために天井が高く感じるようなっています。

2.目線が移動はすることで変化を楽しめる

写真では感じることが難しい目線の移動をライトは巧みに使っています。私は訪れたことはないのですが、この目線の移動を意識した設計が旧帝国ホテルになります。

 

多くの方は、ライトの細部に至るまでのデザインの細かさに目を引かれるのでそのような細部の写真を撮ってインターネットで公開しています。池袋の明日館は、子供のための建物なので天井が低いため、天井の高さを強調する手法に関していろんな写真が公開されいます。

 

ライトの高さを感じさせる巧みさに関しては気がつかないため、ネットで探してもほとんど旧帝国ホテルの階段などの構成に関する写真は見つけることはできませんでした。

 

 

確か、アクトデザインというサイトで見つけた写真です。実はこのアングルで天井を写す写真がライトの建築思想が分かりやすいものになります。多くの方は細か細工の写真ばかり撮影しています。しかし、ライトの素晴らしさはこの階段の仕掛けになります。現物を見ると広さを体感することができると思います。

 

この写真でわかるのは、わざと階段で低い天井に向かうようにしています。階段上りきるといきなり天井の高い空間になっています。左右の空間の広がりもあるので、実際の高さ以上に天井の高さを実感できるようになっています。

 

 

こちらの写真は貴重なシカゴのライトの自宅の写真です。ライト財団は室内写真の撮影を禁じていますので、この写真は隠し撮りしたものだと思われます。

 

現在カラーでの室内写真は財団の管理下になっているため財団のコピーライトがついています。コピーライトがついていなので隠し撮りだと考えられますのでサイト名は公開致しません。

 

この廊下は、ライトの考えを象徴した空間です。狭い自宅を広く見せるために、わざと廊下部分の天井を下げています。写真の先には子供たちが遊べるホールがあります。この低い天井の廊下を通ることで、ホールの天井がものすごく高く感じるようになっています。

 

この錯覚を常に意識することがライトの本質になります。

3.フラットの空間では床の仕上げは難しい

床をフラットにするということはデザイン面でも問題があります。それは、段差があるとその部分で仕上げ材を変更することができます。しかしフラットな空間では仕上げを変えると変更部分を「どのようにデザインするか」という難しい作業になります。

 

素材が変わるところのテクニカルな問題から、通常は床材はフラットな部分では同じものを使うようになっています。

 

 

これは同じ素材のフローリングですが、貼る方向を変えています。この貼る方向を変えるだけでもつなぎ目は違和感のある仕上がりになります。そこで、私たちはこのような違和感を感じるような仕上げではわざとステンレスのような素材を差し込んで馴染ませるようにしています。

 

ステンレスが木と一体感を作っているので、貼る方向が変わっても違和感を感じないようになっています。

4.段差をつけることで床を楽しめる

今回のリノベーションではわざと段差を室内に置く設けました。

 

 

どうですか向こう側に写真を撮っている人がいるように見えませんか?こんなことが室内に段差を設けることで作ることが可能になります。

 

マンションは決まったが、あるいは買う方向になっているけど、希望のリノベーションの提案がないとお悩みの方は一度ご相談ください。まずはお考えを伺うことでお悩みの本質を見つけ、最適な解を探すお手伝いをいたします。私たちには色々なアイディア持ったプロがいますので。

 

下記よりご連絡ください。

 

なお、下記のバナーから弊社の情報をご確認いただければと思います。

 

 

 

 

今日のところはここまでで、次回をお楽しみに。

 

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