遊び心のない方には個性的なリノベーションはできません
はじめに
前回に引き続き、「遊び心」を切り口に再度リノベーションを考えてみたいと思いましす。ですので、「遊び心」のないと思われる方には理解しにくい話だと思います。読み進むことは時間の無駄になると思います。
「遊び心」と言っても簡単にはわかりにくいものです。平たく考えると「遊び心」で作られる空間は、「愉しい空間」と言えます。考えてみると、中古マンションを購入してリノベーションを行うと言うことは、この「愉しい空間」を求めているのではないですか?
「遊び心」を持つには自由に考えることが必要になると思われます。考える事に制約があると自由ではなくなります。LIXILやPanasonicなどの建材や設備を使うとどうしても基準のサイズに拘束されます。例えば、ボッシュのような食洗機をキッチンにビルトインしたくともLIXILやPanasonicのキッチンでは組み入れる事はできません。
そんな意味のない制約は無視して、「遊び心」で空間を今回は考えてみました。
無駄な空間
今回企画したマンションは低層マンションですが、分譲時にマンションを企画したときに勾配屋根が人気があったのでしょう、勾配屋根のある部屋は意味もなく天井の高い部屋になっていました。
多分当時は、天井が高いということで売りやすくなると考えたのでしょう。企画の担当者は喜び勇んで企画したのでしょうが、販売サイドからは無駄な空間になっていると評価されたと思われます。
理由は、クローゼットの上部は単に壁をふかしているだけで、高い天井を上手く活用しているには見えなかっただけでしたからです。。販売上は「無駄なことして」と話になっていたと推測されます。
写真からでもわかりますが、扉の高さは2Mですのでいかに高いクローゼットかわかるのと思います。これだけ高いクローゼットは、高すぎて使い勝手が悪くなっています。
教科書的な発想はダメ
教科書的なマンションの企画の考え方では、プランを考えるときに最低条件をクリアするようにすることからプラン作りが始まります。
主寝室の例ですと、最初の基準は主寝室の広さになります。例えば、「主寝室の広さの最低限が8畳にする」との規定があると、まずは、この数字の確保を行います。広さを確保すると次にベッドの配置を考えます。通常はシングル2本入るか否かを検討します。
もし確保できない場合にはダブルベッドのサイズを入れてみます。この基準をクリアすると次にクローゼットとなります。基準は「クローゼットの幅は2Mとする」などの基準があり、取れるかどうかを検討します。これをクリアすると次にサイドテーブルやドレッサーが置ける空間がとれるかどうかの検討をします。
この二つはマストではありませんので、狭い主寝室では記載されていない場合があります。一応寝室に求める機能はこれで終わりです。これらを入れてもまだ余ったときにすることは、ひたすらクローゼットを大きくします。
そうなんです、教科書的なプランですと余った空間はクローゼットになるようになります。その結果こんな使い勝手の悪い空間となるのです。
遊び心とは
「遊び心」とはいろんな部分で考えられます。このマンションでは、廊下のない広い空間にしたので、オーナー様が喜んで走り回ると考えました。そのときに手に触れるものが丸いと嬉しいのではないかと考えて、壁の端に意味もなく円柱をつけたのです。
少しわかりにくかもしれませんが、写真の左から3分の1の部分にあるのが円柱です。愉しい空間になったと思います。
天井の高さを生かすことを考えました
今回考えたのは、平面で考えずに立体として考えることにしました。前述の説明しました事でわかってもらえたかも知れませんが、マンション業者はプランを考えるときには立体で考えずに、平面で考えています。私たちは、基本的に立体をベースにプランを考えていますので、違った企画を考える事ができます。
今回も当然のように立体でプランを考えてました。その結果、写真のようなものを作り始めたのです。
さて今日のところはここら辺で失礼いたします。
さて、マンションは決まったが、あるいは買おう方向になっているけど、希望のリノベーションの提案がないとお悩みの方は一度ご相談ください。まずはお伺いすることでお悩みの本質を見つけ、最適な解を探すお手伝いをいたしますので。
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今日のところはここまでで、次回をお楽しみに。
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