台風の被害地は普通の風景が続いていた。

はじめに

まず被災された方にはこの度の未曾有の災害に際しお見舞い申し上げます。

 

被災された方は大変な生活を強いられていている状況が毎日ニュースで流れています。大変な状況でしょうが、まずは「罹災証明」の取得手続きを急がれた方が良いとおもいます。多くの方が「罹災証明」の申請をされます。政府等からの補償などを受ける際には必要なので「罹災証明」の早期の入手が基本になります。大変な中にはあると思われますが、急いで役所に行くことをお勧めいたします。

 

ただ、申請したからと言って直ちに対応はしてもらえません。役所側も膨大な処理をしないといけないため、作業が追いつかないために待たされることになります。そのあたりは辛抱していただくしかありません。またまた辛抱を強いる話になるので心苦しいですがただひたすら辛抱するしかないのが現実です。

 

さて、本日の本題に入ります。被災地をクルマで回っていて感じたことの一つに瓦屋根のことがありました。やはり、風災害が昔からある地域だったのでしょう、瓦屋根が多く見受けられました。その中で、落ちている瓦を見て感じたことを今日はお話ししていきます。

 

台風には瓦屋根

先日もお話したように、今回内房と言われる地域に初めて足を入れました。高速から見える内房の風景は想像したような感じではなく、子供の頃を過ごした瀬戸内の低い山並みが続く見慣れた風景といった印象でした。

 

高速の山並みから見える風景に既視感があった一つの理由が瓦屋根が多いということがあることにそのうち気がつきました。高速をおりて海岸線が見えてくると子供の時によく目にした風景そのものという感じでした。

 

これだけ瓦屋根が多いということは、やはり「風の強い地域」なんだと理解することになりました。山口から東京に出てきて感じたことは、「東京は台風のニュースが少ない」ということがありました。

 

子供の頃、8月の終わりから9月末までにNHKの台風情報は不謹慎ですが、楽しみにしていました。台風の目の東なのか西なのかで被害が変わるので、どちらになるかをニュースをベースに勝手に予測するのは子供心に興奮するものがありました。

 

東京でも台風のニュースは流れるのですが、広域に関する話でピンポイントで通過場所を予測するといった感じのものは少なく、緊張感が異なる感じがします。東京で過ごす時間の経過とともに、ニュースの内容の違いの原因が「東京を直撃するような台風が少ない」ということにあると気がつくことになりました。

 

東京を通過する台風が少ないということに気がつくと、東京で西日本に比べて台風対策は不要で、地震対策を考えて屋根を軽くするために瓦屋根が少ないという事実にも気がつつくようになりました。

 

そんな、思い込みがあるために、館山市内で見かけて瓦屋根の多さには正直ビックリしました。しかし、よく考えてみると台風の通過は少なくとも、館山という場所は半島の先端の場所にあります。そのため風当たりが強くなるので、風対策として瓦屋根が多い地域になっているのでしょう。

 

そんな、瓦屋根の多い街中で落ちている瓦を見て感じたことを次にお話ししていきたいと思います。

瓦屋根はどんな施工法のなのか?

まずは、多くの方は瓦とは屋根にしっかりと固定されていると思われている方がほとんだと思います。瓦屋根の葺き方は、軒先(屋根の一番低い部分)の方から貼り始めて順番に重ねていき、最後に棟(屋根の一番高い部分)のところで棟瓦で固定して瓦全体を押さえる施工方法になっています。

 

下から上に葺くことで雨水が屋根の下地に落ちることを防ぐような構造になっています。

 

瓦を葺く施工方法の多くは、一枚一枚の瓦を固定するために釘などを打つことは行われていません。理由は、釘などを打つとそこから雨水が入る可能性があるからだと考えられます。

 

一枚一枚の瓦を固定することを行なっていないため、一枚の瓦が風で浮いたりすると雪崩を崩すようにそこから下の瓦は全部落ちるようになっています。瓦が落ちている部分すべてが風の力で落ちたのではなく、瓦を葺くための施工方法が被害の原因になっている場合もあるのです。

どんな瓦屋根があるのか?

瓦屋根の葺き方が瓦が落ちる原因とお話しました。それでは、全ての瓦が落ちているのかというと必ずしもそうは言えません。瓦屋根でも落ちない家も多く見受けられました。

 

落ちている瓦を見ると、コンクリート製セメント製(以下「コンクリート瓦」と言います)のものが多く粘土製の和瓦との比較でいうと倍以上はあるような印象を持ちました。

 

コンクリート瓦は、その名の通りコンクリートでつくらっれたものです。製造が和瓦に比べて簡単であったために一時期流行しましたが、現在はほとんど使われていないようです。

 

和瓦は製造の過程で釉薬を塗りますので、防水機能は永久的にあります。それに対して、コンクリートは浸水性があるために表面に防水塗装をすることが必要になります。この防水塗装は紫外線に弱いため、定期的に塗りなおすことが必要になります。また、コンクリート瓦は和瓦に比べて重いという欠点もあります。

 

今回コンクリートの瓦は台風による雨で水を吸収することで重量が増していたと考えられます。そんな中で、強風が吹き荒れることで瓦動いて落ちていくことになったのではと考えられます。多くの方は、屋根を観察することは少ないために、コンクリート瓦の定期的な塗装を行なっていないと考えられます。そのため、コンクリート瓦の多くが落ちていたと考えられます。

 

今回は、コンクリート瓦の被害に関してお話しました。コンクリート瓦は少なくはなっているとはいってもやはり結構使われています。ほとんどの方は屋根の点検をされていないと思いますので、これを機会に屋根の点検をすることをお勧めいたします。

 

屋根のことや家の疑問がございましたらご連絡いただければ可能な範囲内でお答えいたします。

 

それでは今日のところはこの辺で失礼いたします。

 

私たちは、この他に「家を建てる」ということや「リノベーション」に関してのブログも書いておりますのでよろしければそちらもご覧いただければと思います。

 

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