本当は、リノベーションで妥協したくないのではないですか?
はじめに
皆さんは、中古マンションを買ってリノベーションを行いたいのですからこだわりはお持ちですよね?こだわりの一番はキッチンではないでしょうか?具体的なイメージはなくとも理想のキッチンがあって、実現させたいとお考えではないでしょうか?
しかし、現実にはLIXILやPanasonicなどのシステムキッチンで思った機能がつけられないと諦めかけていませんか?本当は諦める必要はないのです。自由設計ですか諦める必要はありません。その意味を理解してもらうにはこの長いブログを読んでいただくことが最短の道だと思います。一度おつきあいしてみませんか?
今お話をしていることは「高さ」とはなんなのか?という話です。カタログ・パンフレットでは天井の高さが書き込んでありますが、その数字って意味があるのかを考えています。
今回は「錯覚」と言った切り口でお話いたします。
高さを感じるということ
やはり天井の高い空間って気持ちいですよね?実は私の自宅の天井は低いところで2.8Mで高いところは8Mあります。ストレスのかからない気持ち良い空間になっています。
ハウスメーカーのCMでは「天井の高い家は賢い子供育てる」というのがかつてありました。そのくらい皆さんは「天井の高さ」を求めています。
では、この「高さ」とはなんなのでしょうか?一番わかりやすいの「数字」で表現することです。でもこの「数字」は感じるのではなく「理解する」ためのものではないでしょうか?
私たちにとって大切なのは「感じる」ということではないでしょうか?「感じる」となると、「数字」のことではないことになります。例えば、人を好きになるときに「数字」は出てきません。この「感じる」ということを突き詰めて考える必要になるのです。
比較でしか人は感じられない
「数字」を正しく認識することは不可能です。例えば、プロの料理人は秤を使わずに正確に毎回同じ量のご飯を盛ることができます。これはなんどもなんども同じことを繰り返しているから体に染み付いているからできるだけです。素人の私たちは、そんなことはできません。
例えば、「1.8Mは高いのか?」という質問には答えることはできません。理由は、「高い」ということはあくまでも比較で使う言葉だからです。そのため、「1.8Mは2Mと比較して高いか?」と言った感じでの質問が正しくなります。
この二つの事象から言えることは、「高く感じればいい」というのが「高さ」の問題の本質であるということです。そこで、建築にプランでは「高く感じる」空間を作ることが大切なのです。
そこで参考になるのが先日もお見せしたライトの「明日館」という建物です。
写真ではわかりにくかもしれませんが、写真の中央部は3段ほどの階段で上がるようになっています。天井の高さは同じなので、歩いていると天井を一瞬低く感じさせられます。
実は階段を上がった先に講堂があるのですが、講堂の天井を高く感じさせるようにするために講堂の入り口でわざと低い天井を意識させようにしてあります。
写っている大人の身長から分かる通り講堂の入り口の天井は2Mあるかないかです。しかし、その先の右半分の部分の天井はこの低い天井のおかげで高く感じるようになっています。
これが「高さを感じる手法」になります。
錯覚って知ってますか?
人間の脳は実は見えた通りに認識するようにはなっていません。常に、人間に必要な情報の選択をして強調するようになっています。その冴えたるものが「遠近法」と呼ばれる絵画手法に現れています。
遠くに見えるものは小さく見えるということから起こさせる錯覚です。遠近法を使うには、一点に向かって伸びる直線の存在が必要になります。この直線があると、実際に同じ長さであっても手前と奥に同じ長さの線分を配置すると、奥の方が長いと錯覚します。
この絵での緑の線分と青の線分は同じ長さです。しかし、一点に向かう直線があるために青の方が長く感じます。建築でプランを考えるときには、「遠近法」によるこの錯覚を使うことが大切なことになります。
この手法を生かすのは、部屋の長さを長く感じさせたり、天井を高く感じさせるために有効な手法になります。
さて、ここで考えたのは天井のライン
さて、今回のリノベーションで行ったのが、遠近法を意識した直線を活用して長い空間に認識させるような錯覚を起こさせることと、長く感じることで本来は低く感じる天井を高く感じるように錯覚を起こさせることを考えて企画しました。
天井に施した効果がどうなるか乞うご期待ですね。
今日のところはここまでで。
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今日のところはここまでで、次回をお楽しみに。
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