リノベ業者の考え方
山本さんは、自分なりの考えを伝えたつもりでしょうが全くその考えはリノベ業者には伝わりませんでした。伝わらない理由はリノベ業者の属性に原因があり、その考え方は大きく二つに分かれます。
まず一つ目は、デザイナー系のリノベ業者で、彼らの思いが強いために依頼者の話は聞きはしますが、基本的にリノベ業者の思いを提案してくる方です。センスはいいのですが如何せんデザイナーの思いを伝えるので、依頼者の希望は二の次三の次になってしまいます。
デザイナー系の方に多く見られるパターンです。この場合にはリノベ業者の作品としての扱いになりますので依頼者の希望とは異なっていても関係なしです。リノベ業者と趣味や嗜好が同じような依頼者であれば問題ないのですが、異なっていたら目も当てられません。
今一つは、パナソニックなどの大手住宅設備メーカーの系列的なリノベ業者場合です。リノベーションとは存在しないものを売ることになりますので結構説明が大変です。依頼者に対する説明のためにパースを描いたり、模型を作ったりもします。最近では、ITの進歩のおかげでリノベーションの内容をVRを使って説明するアプリも開発されていますので使用したりします。
(当社施工例 キッチン工事費200万円)
このVR化の流れの中でパナソニックなどはVRのアプリの提供を行っています。リノベ業者からしたらパナソニックのVRなどのツールは営業の最強の支援になります。当然パナソニックは自社の建材や設備の販売が目的ですのでアプリには簡単に自社製品を組み入れることが可能になっています。
こういった販売の支援だけをするわけでなく、パナソニックは設計の段階からCADデーターも提供しますので、リノベ業者からしたら営業効率は良くなりますのでパナソニックの建材や設備を使用するようになります。
(リクシルのショールームより)
このようなリノベ業者の営業スタンスの場合には個性的なリノベーションの提案などは不可能になります。
以上のような2種類のリノベーション業者が多いために山本さんの思いを理解する人たちへの出会いは希少なこととなります。
「ワンポイント解説」
ーーーーーーーーーーVRってどんな感じーーーーーーーー
リノベーションの話から異なった話になりますが、VRでモデルルームを見るとどんな感じなのかのお話をいたします。
先日不動産の販売支援を行っている会社が「VRシステムを安価に提供できるから見にきて欲しい」と言うことで体験してきました。基本的にはiPhoneにアプリをインストールしてゴーグルを装着するだけでの簡単なものでした。
体験して感じたのは「気持ち悪さ」でした。それは、内容や解析度などの問題ではなく純粋に「3D」の持つ問題です。どうしても二次元の写真を三次元にして見るため、脳はその変換作業に困惑を感じることになります。この脳での処理に伴う困惑が強すぎ違和感を感じたのだと思います。
基本的にVRによる画像はあくまでも設計図をベースにCADで作成されたものです。かなり精度の高いCADですので写真とはあまり変わらない感じでした。そのクオリティの高さは感動ものでした。
しかし、このVRの中で体験できるのはパナソニックの建材と設備を使用した場合だけで、他社の建材や設備を使用した場合には使うことはできません。私たちの考えるリノベーションは個性的で世界に一つだけなのでこのシステムは使えないと判断しました。
加えて、依頼者の皆様に「できる喜び」を感じていただくのは大切なことだと考えています。そのため、「どんな感じになるのだろう?」と言うワクワク感も大切なので、全てをリアルにみてもらうことが良いことだと私たちは考えていません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、山本さんがなぜ納得のいく業者と出会えなかったのかわりましたか?
さて、9回目はここまでにいたします。次回をお楽しみに。
次回のブログは→リノベ業者のビジネスモデル
前回のブログは→こうやって玄関を広くした
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
もう少しアリストコンサルティングのことを知りたい、あるいは、ご相談がなどがございましたら下記のボタンをクリックお願いいたします。
**************************************
電話でのご相談はこちら→→→→→→→→→→03-6683-8388
**************************************


