天井の低い日本の住宅にコードペンダントの照明って必要?

天井が低い日本の住宅にぶら下がっている照明器具

かつて建築基準法での高さの制限は、敷地に対する床面積の比率を示す容積率ではなく純粋に何メートルという高さの絶対値での制限がかかっていました。多分、それが原因だと考えられるのですが、効率的に床面積を稼ぐために天井の低い建物の建築が日本では主流とされていました。

 

多分、この制限の名残から日本の建物は階高が3メートル以下になるというのが標準になっていましました。そん結果天井が低い家が標準的になっていったのだと思われます。

 

そんな低い天井にもかかわらず、照明器具は天井から吊るされるのが標準とされています。多分、分譲マンションを買った時に「家を持った」という満足を感じたいために賃貸と異なり高級な照明を購入するのでしょう。

 

その結果、2.3メートル少ししかない天井から50センチもの長さの照明器具がぶら下がるようになり、少し身長の高い人は照明器具を上から見るようになっています。

 

最近は、「間接照明」の考え方が浸透し始めたので、天井から照明器具のぶら下がっていない部屋の写真も見かけるようになっています。

 

 

中古マンションでのリノベーションを考えている人や注文住宅を建てる方はやはりこの高さというものは気にされるのでしょう。

錯覚の必要性から間接照明は大切

照明器具を吊るす代わりに天井などを隠された照明器具で照らす「間接照明」という考え照明計画があります。私たちはこの「間接照明」を基本にプランニングしています。

 

「間接照明」を使うメリットはの一番は「錯覚」を使い「天井を低く感じさせない」ということにあります。ただでさえ低い天井からぶら下がるものがあればやはり圧迫感を感じます。そのことにより「天井が低く」感じるのは誰もがわかることです。

 

「照明器具」という異物が天井からなくなるから天井がスッキリするので、実は天井を「低く」感じないのではなく、「間接照明」を使うと「天井を高く」感じるようになるのです。「低く」感じていたのが「高く感じる」という錯覚を生む効果が「間接照明」にはあります。

 

人の「脳」はありのままを受け入れるのではなく「感じる」ことで判断するようになっています。特に、目で見えていることをそのまま受け入れているわけではありません。わかりやす例えが「カクテル・パーティ効果」と言われる脳の特徴があります。これは、カクテルパーティーのような人が多くうるさい空間でもパートナーの声だけを聞き分けるようになっている話です。

 

脳は、本人の意思とは異なった動きをすることがあります。見ることでよく言われるのが「錯視」「錯覚」というものです。

 

「錯覚」の一つに「遠近法」があり。これは絵画の手法で「遠くのもは小さく見える」という特性を使って描くものです。「遠さ」を感じるのは「直線のつながり」です。「遠近法」には「一点透視図法」というものがあります。画面の中心の一点に全てのラインが整うようにして作図する方法です。

 

 

この「一点透視図法」は一点に直線が伸びることで「奥行き」を感じる「錯視」・「錯覚」を利用した作図方法です。「間接照明」を使うと、天井の梁に「間接照明」の直線が出てきますので、人の目には「直線が伸びている」ように感じます。その結果「間接照明」のある空間では奥行きを感じることになり、「広い空間」や「天井の高い空間」と錯覚するようになるのです。

フレンチで感じた器の意味

先日も事務所の近くの「キノシタ」というフレンチレストランに行きました。行く度に感じるのは、「緊張するよ」との気持ちですが。

 

緊張しながらも出てくる料理を目にするとやはり盛り付けの「美しさ」に毎度感動します。盛り付けの美しさは、やはり「器」と料理のバランスですし、「器」が強調されないさりげなないのが料理の美しさをきわ立たせるのでしょう。

 

料理を引き立たせるためにも必要な知識の一つに「錯覚」あるのでしょう。やはり、ハレーションを感じさせるような組み合わせはないわけですし、逆に色が溶け込むような組み合わせもないのでしょうから。どう見えるのかの勉強は料理人にとっては必要なことなのでしょう。

 

料理を引き立たせているように感じされる「器」が大切です。そのためには「どう見えるか」を考えることになり、そのためには「錯覚」を最大限利用していると考えられます。

スッキリした天井にするには間接照明

「錯覚」「錯視」は空間を美しく見えるようにするには意識しないといけないことになります。「間接照明」は「錯覚」という現象も起こりますので見る人に広い空間に感じさせます。、そもそもの話としても天井に何も付いていないスッキリした空間になるので照明計画として検討に値するものだと言えます。

 

ただし「間接照明」は当然その他の建材との組み合わせで効果は変わりますので複合的な検討が必要になります。ただ単に「間接照明」にすれば良いというわけではありません。

 

もし、狭い空間を広く見せたいと考えているのでしたら一度お気軽にご相談ください。

                                      

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さて自分たちの思いを実現するためのリノベーションや注文住宅をお考えの方はこちらにどうぞ。

   

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