二者択一の質問「どちらにしますか」は変

デザイン優先で注文住宅を考えているから答えは決まっているはず

なぜかハウスメーカーの営業の方って「二者択一の質問」をされることが多いのです。「どちらにしますか?」といった感じで。しかし、この質問は明らかに変です。皆様は「自由設計の家」を求めているのですから。

 

 

最初から「パッケージ方式」の家ですとの表明がされてればこの質問は意味があります。しかし、「自由設計」を求めて設計を依頼している皆様にとっては選択肢の中で-特に二者択一の中で-設備等を選ぶのはやはり変です。「PanasonicとLIXILとどちらにしますか?」やはり「自由設計」を考えている方にとっては変な質問です。

 

設計の方が皆様にするべき質問は「お求めのデザインのイメージから考えるとこの設備が最適です。いかがされますか?」ではないでしょうか?その上で「予算をこのくらいオーバーしますがよろしいですか?」との解説が当然あっての話です。

 

「理想の家」を求めて「自由設計」を考えている方にとって大切なのは「全ての選択肢の中から自分にあったものを選ぶ」ということではないでしょうか?たまたま、デザインを考えたら選択肢の中にPanasonicがあればそれはそれで使えばいい話です。当然全ての選択肢の中にはPanasonicもLIXILも含まれているのですから。

なぜ選択方式なの

そもそも、「自由設計」を表明しながら「選択肢」なのでしょうか?ハウスメーカーにとって住宅設備メーカーや建材メーカーとの提携は経営的にメリットが大きいからです。

 

仕入れが増えればそれだけ価格は安くできます。建材でのスケールメリットは大きいためです。ユニットバスでお話しします。ユニットバスの外枠はプラスティックを金型に入れて作ります。そのため、この金型でユニットバスを何個つくるかによって原価が変わってきます。金型の製作費が仮に1000万円とすると、1000個の発注だと1個あたり1万円の金型代の償却費が発生します。これが1万個になると1個あたりの償却費は1千円に激減します。

 

このスケールメリットがあるためにハウスメーカーも設備メーカーも共に生産量の増大を目指します。その結果ハウスメーカーはできるだけ同じ商品を買ってもらうようにします。そこで出てくるのがこの「二者択一」の話なります。

 

ただ、「二者択一」ばかりだとお客様の不信感を生じさせますので、一部はたくさんの選択肢を提示するものがあります。それが壁や天井のクロスであったりフローリングの色であったり、あるいは、ドアなどの建具の色です。これはたくさんの中から選んでもらうようになっているので不信感を生じないように心がけています。でも問題の本質は変わっていないのですが。

選べないコース料理について

事務所の近くにキノシタというフレンチのレストランがあります。予約の取れないお店です。たまたま仕事で知り合った方がキノシタのオーナーの親戚ということで予約を入れてもらいました。

 

 

知人は、事前に私の趣味を伝えてくれていたのでお店に着いたら基本的な好き嫌いを確認しただけで料理は始まりました。季節の食材を使った旨しい料理で楽しい時間を過ごすことができました。

 

フレンチなどのレストランでは正直何を頼んでいいのかがわからないので注文をするのは結構勇気が入ります。しかし、こういった知人の紹介で行くと、事前に手配がされているので安心して料理を楽しむことができます。

 

選択肢を与えられるよりは、こちらの趣味に合わせたものを提供してもらえるだけで十分な満足は味わえる経験でした。

基本的にはデザインを優先した場合の問題点の話をするべきでは

やはり、「自由設計」も何も自分勝手に家を作りたいのではなく、「自分にあった」家を作りたいだけなのだと言えます。そこには「自分が何かを選んだ」ことが大切なのではなく、「自分にあった」ものを全ての選択肢の中から選んでもらえればいいのだと言えます。

 

このような事実をやはりハウスメーカーなどの人たちは理解していないので「選んでもらえればいい」との考えで商品企画や営業を行っているのです。

 

「理想の家」を手に入れるにはやはり全ての選択肢の中から選ぶことは大切なことだと言えます。このことを理解した上で相談する相手を選ぶべきだと言えます。

 

                                                                            

私たちは、押し付けではなく皆様が悩まれていることに関して皆様が判断するためのい必要な情報を提供いたします。間取りの基本でお悩みでした一度ご連絡を。

 

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