デザインと機能とはトレードオフの関係
アメブロで見かける注文住宅での失敗の記事は機能に関することが多い
アメブロで「中古マンション リノベーション」や「注文住宅」に関する記事を検索してみると建ててから感じたことに関するものをよく見かけます。内容は、自分たちが注文住宅を建てた中で感じたとことなどを今から建てようとする人のために伝えたいとの思いから書かれているブログが中心です。
先日見かけたものに「キッチンの油はね」防止のガラスの衝立に関するブログがありました。最近主流のキッチンは「完全オープン型」や「アイランド型」なのでメンテナンスのことを考えるとコンロ周りの油はねのことはやはり気になるのでこの油はね対策に関する内容でした。
計画時に自分たちが考えた「メリット」と「デメリット」をまず記載し、その上で実際に住んでみてからの「メリット」と「デメリット」を記載し、理想と現実を比較されてわかりやす内容になっていました。また実体験からの内容ですので細かく書かれていてとても参考になるものでした。
しかし、ブログを読んでいて私は違和感を感じました。それは、キッチンの「油はね」防止のガラスの衝立を立てるのは「機能」のために必要なのか?「デザイン」のためには不要なのか?そう考えると「機能」と「デザイン」という客観的に比較検討できない事項に関する問題ではないか?という本質的な疑問を感じたのです。
基本的に衝立を立てることは「デザイン」として問題があると考えられているようで、「デザイン」を優先する考えからは建てたくない。しかし、「機能」を考えると衝立がないと油がリビングサイドに飛び跳ねるかもしれないので必要だと考えておられたようです。
やはり、「機能」と「デザイン」がトレードオフの関係にある典型的な話のようでした。
機能とデザインどちらを選ぶべきか
この場合、「機能」と「デザイン」のどちらを優先すべきなんでしょうか?当然、正解はありません。しかし、どちらを選択するかは悩むことです。正解がないことですから、どちらを選んだにしてもある日「やぱりあっちにしておけば良かった」と後悔することも起こることだと思います。
実は、この問題の解決方法は簡単なことなのです。それは、最初に「デザイン」を優先する家にするのか「機能」を優先にする家にするのかを決めておけば良いだけです。この基準さえあれば選択は自動的にできることになります。
仮に「機能」を優先して衝立を建てたのしても、その衝立のガラス部分をうまく使って絵を描いたりして遊べば良いだけです。選択肢なのかで決めたことを受け入れた上でうまく使うことを考えれば良いだけの問題です。
いとおしさは作られていく
好きなものはなぜ好きになるのでしょうか?好きなものになる条件の一つに「手がかかる」ことだとの考えがあるそうです。例えば、なぜ赤ちゃんが可愛いく感じるのか?当然容姿のこともありますが、何かあるとすぐ泣いて手がかかる我がまな生き物だからとの考えがあるそうです。かかる手数だけいとおしくなるそうです。
あるいは、空冷のポルシェについて想像してみましょう。これは手がかかるもの典型例だと言われています。保有するには修理のできる人を知っていないと無理だと言われます。そして1年のうち半分は修理に出していて、好きな時に乗れるとは限らないそうです。
それでも空冷のポルシェ好きはこのような不便さや手間そして費用を受け入れて保有しているそうです。理由は、そのデザインの美しさにあるのだとオーナーの方は言われています。
デザインを重視すると大切なものになっていく
「デザイン」にこだわるということは「手間暇を惜しまない」ということを求められるのだと言えます。そこで、衝立の問題に戻りますと、皆様のように個性的なデザインを求めて注文住宅を建てたりリノベーションを行ったりするのですからやはり「デザイン」優先で判断すべきだと言えます。
ブログでの「メリット」「デメリット」分析はこれから「デザイン重視」で家を考える方には役立たず、本当は「こういった不便さはありますがそれもまた楽しいことです」との使い方の説明の方が親切な気がしました。
私たちは「デザイン」を重視することをベースに家を考えています。
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