自分達だけのためのデザイン
住宅設備メーカーのショールームで感じること
中古マンションのリノベーションや注文住宅の相談をすると案内されるのがリクシルの新宿のショールームや、パナソニックの汐留のショールームです。ショールームでは住宅設備関係の商品の実物が体験できる空間になっていて、初めてお邪魔するとまるで住宅設備のテーマパークのような感じを受けます。
実際にお子さん連れの来場者の方は本当にテーマパークを楽しむような感じで色々な設備に触れられている感じがします。しかし、そんな空間になんとも言い表せない違和感を感じることがあります。
デザインにこだわった家を作りたいと考えられている方にとっては、あまりにも一般向きな商品で理想と考えているデザインから程遠い感じを受けるために感じるのでしょう。
特にデザインにこだわりたいと考えているのにもかかわらず、展示されているものの解説は全て「機能」についてです。なぜデザイナーの「デザイン」に関する解説がないのか不思議な空間に思えます。
そこで、なぜこういった違和感を感じるのかの原因を住宅設備メーカーの考え方から以下ご説明していきます。
住宅設備メーカーの商品開発に関する考え方
住宅設備メーカーの考え方を理解するにはやはり企業がこうしているアニュアルレポートなどが参考になると思われますのでそこから読み解いてみます。
今回は「リクシル」(厚いのですが、25ページからみてください)のアニュアルレポートからわかる商品開発のポリシーを読みといてみます。
25ページからグローエのデザイナーのフラワー氏を紹介しています。タイトルはぐっと引きつけます。「デザイン主導のイノベーション」かっこいいと思います。この言葉から感じられるのは「流石にグローエ」です。実際に私たちも、グローエのデザインはスマートでかっこいいと思い、好きなのでいろんな現場で使ってきました。
しかし、ソールームを内見すると、果たして「リクシル」全体で「デザイン主導」と言えるのかというと少し疑問が生じます。ショールームで感じるのは「機能」を強調したポップや展示の仕方が中心であるということ。「デザイン」を強調したポップは皆無ですので。
そうなんです、「グローエ」では「デザイン重視」ですが、それ以外の汎用品では「機能重視」になっているということです。
加えて、25ページの文章では「エンドユーザーは、企業の都合だけで作られた商品を購入してはくれません。彼らは、自分が本当に欲しいと感じる商品を購入したいと思っているのです。」と書いてあります。このことは「個性」を重視して「個別」の商品開発を行っていますと表明していることになります。
しかし、26ページのヘッドコピーでは「エンドユーザーや人類全体の役に立つ価値を生み出す。 この基本姿勢が、LIXIL に揺るぎのない目的意識と 真の価値をもたらしてくれるのです。」という表現をしています。これは、「人類全体」と表現しているということは「汎用性」を重視していると表明していることになるのではないでしょうか?「個性」と「汎用性」とはどう考えても両立する概念とは言えません。論理的整合性に問題があります。
多分アニュアルレポートは現場の人間が作成したのでなく、IR専門の部隊が作成しているためにこういった矛盾した表現が使われることになるのでと考えられます。
こういったチグハグな状態がリクシルという会社ではおこっていると考えられます。実際に経営者の突然の解任が毎度のように起こっています。そのため、開発の部隊でも同じようなちぐはぐさが存在していて、開発される商品に関して皆様が納得できる内容ではないことになっていると考えられます。
「久兵衛」と中尾彬
現在(18年11月21日現在)、高級鮨店「久兵衛」が店舗の配置の件でホテルオークラを法的に訴えています。内容は、改築に伴って紹介された場所が「久兵衛」にとっては改築前に比べて格落ちしている、といったことだそうです。
確かに高級鮨店としては「店構え」や「立地」は重要な感じがします。しかし、鮨屋の本質って違うのではとの違和感を感じました。
そのことを端的に指摘してくれたのが芸能人の中尾彬さんです。中尾さんのコメントは端的でした「鮨は格で食べるのではなく『ネタ』で食べるもんだよね」と。
そうなんです、「能書き」「肩書き」は関係なく、求めている本質が叶うものを探すべきではということを伝えるいい話だと思います。住宅の設備関係にも実は同じことが言えるのではないでしょうか?求める本質は、住宅設備の「格」ではなく「デザイン」であるということ、すなわち大手住宅設備メーカーにこだわる必要はないのです。
求めるデザインを実現させるに
皆様が求められる「理想の住宅」とはどんなものでしょうか?やはり個性的で自分たちのライフスタイルにあったものではないでしょうか?自分たちの理想の空間を作りたいために中古マンションを購入してリノベーションをされるのでしょう。あるいは、土地を買って注文住宅を立てるのでしょう。
そのような思いをお持ちでしたら、やはり汎用性重視の住宅設備メーカーの設備の組み合わせの空間では納得できないものだと言えます。
まずは、白紙で「望む事」の話から今一度家作りの相談をやり直してみませんか?
こう言ったときに一番いいことは「人と話す」ことにつきます。「人と話す」ことで頭の整理をすることができます。私たちはそんなみなさんの話の整理行って、企画を考えています。
私たちは、押し付けではなく皆様が悩まれていることに関して皆様が判断するためのい必要な情報を提供いたします。間取りの基本でお悩みでした一度ご連絡を。
さて自分たちの思いを実現するためのリノベーションや注文住宅をお考えの方はこちらにどうぞ。
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