デザインは「価値」であるということ

どうでもいい話から始まりますが、アメブロの「予測変換」の機能が優れ過ぎているために長い文章が出てきて。結構びっくりしながらブログを書いています。

 

みなさんは、満足のいくようなデザインに出会えないので悩んだおられると思います。その悩みを関係者に伝えてもなかなか理解してもらえない。なぜ理解してもらえないのかは「デザイン」の持つ本質論にあるからだと思います。そこで、その本質のお話を「価値」と「価格」をベースにしていくことにいたします。。

「価格」とは「値段」である

まずは、「価格」に関してのお話から。「価格」とは貨幣で表示されますが、ここではよりわかりやすく「値段」と表現することにします。「野菜の『値段』が上がっている」など比較可能な物差しとして利用されます。
 
 
この「値段」とはなんなんでしょうか?「値段」の意味がわかりやすのが「値引き」です。例えばバーゲンで「定価より30%引きの商品です」と表示があると消費者は「安い」と判断して購入を意思決定をしがちです。
 
仮にこの時に1万円のものが30%引きになって7千円になっていたとします。本来安いのか否かは商品の「価値」が「いくら」であるかに依存しているはずです。例えば原価が1万円のものであれば「安い」し、原価が千円のものであれば「高い」ことになります。
 
本来は、「価値」に基づき自分で評価すべきですができない人は「値引き」に依存して「高い」か「安い」かを評価します。ここに「値段」の意味があるのです。本来なんら根拠のない基準であるにも関わらず「値段」が表示されるとしれが一つの基準として「権威」を持つのです。
 
そこで、「値段」の本質とは「権威」であり、「評価を誰かに依存する」ことのために必要な道具となります。そうなんです、「値段」すなわち「価格」とは自分で判断せず人に判断させるための都合の良い道具なのです。

「価値」とは「満足度」である

さて、次に「価値」について考えてみます。例えば芸術品などで使われる言葉に「歴史的価値」があるとの表現があります。この言葉から読み解くと「歴史的」には価値があるけど「美術的」には価値がないとの判断ができます。

 

 

「価値」というのは立場によって変わるということを示しています。立場によって変わるとは人によって変わるということです。ある人にとっては「価値がある」ものですが、他人にとっては全く「価値がない」ものが存在することがるということです。

 

「価値」の本質は「人に依存する」ということです。そのため、自分にとって「価値」のあるものを作ろうとしてら「価値」が共有できる人たちを行動しないと難しいと考えられます。

戦争で亡くなったお兄様の手紙の補償

なに?このタイトルと思われるかもしれませんがしばらくお付き合いください。浮かし同僚が建築した建物で雨漏りがして、地下室が水浸しになった事件が発生しました。その時に大変だったのが「戦争で亡くなったお兄様の手紙」でした。

 

オーナー様は大好きだったお兄様の大切な遺品でしたので大事に地下室の倉庫に保管されていました。そこが水浸しになり手紙が原型をとどめてない状態になったそうです。オーナー様の悲しみは半端なく、唯一のお兄様とつなぐ品物ですから・・・・

 

当然施工会社は補償を申し出るのですが、一番の財産であるこの手紙に関しては話のしようがありません。経済的価値すなわち「価格」はゼロです。しかし心情的な「価値」は計ることはできません。感情的な話で慰めようがない話でしたから補償交渉は長引くことになりました。

 

このことが「価値」と「価格」の違いを示すわかりやすい例ではないかと思います。

「価値」は人に依存すること

思ったようなデザインが上がってこない理由はこの「価値」と「価格」の違いを理解した上で「価値」の共有できる人に相談していないことに原因があります。
 
例えば、いま相談されている方との最初の話が「見積もり」「工事費」などの「価格」の話をされていたのであればやめたほうがいいと思います。その方は「価格」と「価値」の違いを理解していないからです。皆さんは「価値」に重きを置いた「理想の家」を建てたいからです。
 
また、「価値」に関しての話をしていても自己の「価値」にこだわる方とお話をされているのであればその場合もお断りした方がいいです。やはり皆様が求めているのは皆様がお持ちの「価値」の実現ですから。
 
もし、お持ちの「価値」を実現した「理想の家」を作りたい方はこちらにご連絡を。

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