見積もりの構成は簡単なんだけど
実は見積もりの構成って簡単になっています。構成は工事の種別ごとに大まかに工事内容と材料と人件費と経費に分かれて判断しずらいものになっています。問題は「大まかに」にあるのですがそちらの解説は後に回します。
さて、この中で実は漏れている項目があります。一部の良心的な工務店は費用項目で入れてある事項があります。それは「損料」というものです。なかなか見かけない言葉ではないでしょうか?
「損料」とは英語で説明するとわかりやすいのですが「レンタル料」です。若干意味を広げて「減価償却費」の意味も含まれています。たとえば、戸建で柱を建てていく「上棟」がわかりやすいのでこの例で解説します。
「上棟」する際ににとの手でやる場合とユニックと言われるクレーンを使って行うのと二つあります。人の手でやる場合には「人件費」が増えます。では、クレーンを使うとどうなるのでしょうか?レンタルの場合にはレンタル会社に「レンタル料」を支払って施工するのか、それとも自分たちが保有しているクレーンを使って施工するのかになります。
前者の場合に支払う「レンタル料」は明らかに「損料」として認められ見積もりに記載されるべきです。問題は後者の自分が保有するクレーンを使った場合にどうするのかです。良心的な工務店は「損料」として「減価償却費」相当額を見積もりに入れてきます。しかし、多くの工務店は「損料」を記載しません。やはり説明が難しいからだと思われます。
自社所有のクレーンでの施工と、レンタルでの施工で見積もり項目が変わるのは変だと思った工務店は、上棟に関しては施工費は「一式」表示にしているのです。そのため、本来入るべき「損料」を記載されることはなくなってしまいました。
実はこのようなことの積み重ねが、項目的にはわかりやすいのに比較検討ができない見積もりになっていったのです。
材料代と人件費の区分け
ピカソの絵の話
実はかどうかはわかりませんがSNSにピカソとファンのやりとりの話がよく取り上げられています。それは、ピカソの熱烈なファンが偶然であったピカソにスケッチをお願いする。30秒で美しいスケッチを描いてて渡すときに「100万ドルください」と言った。ファンは「たった30秒に!!」と驚く、するとピカソは「正しくは30年と30秒です」と答えたという話。
同じ30秒でもその背景によりその価値は変わってくるという話です。最初に申し上げたように事実かどうかはわかりませんが、「人にとっての時間」というもの価値は異なるということを物がったって居る良い例え話だと思います。
そうなんです、大工や工務店の方々にも言える話ではないでしょうか?
わかりやすい見積もりにするには
わかりやすい見積もりにするには行き着くところ「材工」の内容を理解することにあります。現実的には「材工」表示をゼロにすることはできません。しかし、その内容は確認することができます。
確認の方法はその工務店の施工精度の確認です。入居者の声を聞いて確認する手法もありますが、やはりそこは初めての経験の方々なのでその声が実際の腕を反映しているとは言い切れません。
やはり、プロの目線で細かいところをチェックする必要があります。私たちの目線でしっかりした腕の大工が施工し、監督がしっかりしているかを確認することが大切になります。
そのうで、施工内容と「材工」の金額ができ業しているようであれば安心できる工務店だと言えます。
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