家を作ることは複雑な仕組みだということ
病院の総合外来って患者にわかりやすい仕組みです
先日テレビを見ていたら病気に関する番組をやっていたのですが、その中で「総合外来」に関して説明をしていました。かつては、お腹が痛ければ「内科」か「消化器科」にかかっていたと思います。しかし、今は「総合外来」で診察を受けて病気の可能性と最適な医療機関の紹介を受けるような形医療システムはかわってきています。
先日身内であった話です。下痢が2日続いたので心配をして近所の総合外来のある病院に行きました。症状を聞いた医師は、「血液検査をします」ということになりました。検査の内容は白血球に関してでした。すぐに結果が出たら、医師は近くの総合病院に予約を入れて救急車で移動させました。
医師は、「白血球の数が異常に多いので総合病院での検査と治療の依頼をしました」と。総合病院についたら病名は「白血病」で緊急入院になり、治療が始まりました。結果早期発見でしたので、いまは元気に普通の生活に戻っています。
総合外来の医師は、患者との会話の中で「通常の下痢でない」と判断してくれたのだと思います。会話で得る情報は病気を推測する上では大切なことでしょう、じっくり話を聞いて、白血病の可能性を見出したのだと思います。
曖昧な症状の時に「何科にいったらいいのかわからない」時に相談する窓口が「総合外来」です。今までの医療機関は、「患者の主張」よりも「症状」をベースにした治療を医師は考えていたのでしょう。病院では、患者の訴える症状が漠然とした不調の場合にはなかなか医師との間でコミュニケーションが取れず、患者が不安になっていました。「症状」が明確でない病気では、「症状」にフォーカスすることになるのでこのような問題が発生していたのだと思います。
しかし、「総合外来」は「患者の主張」から病気を見ていくシステムです。患者の立場に立った医療だと思います。患者さんは、自分の症状を主張できるので安心できます。医師は「患者の主張」を聞くということを重視し、「患者の立場」に立って病気や医療を考えることになります。患者にわかりやすく説明してどういった病気の可能性がありそのためには「何科」にかかるべきなのかをアドバイスをします。
初めてのことで「専門用語」で解説され「判断」を求められても普通はできません。そもそもが、「専門用語」が理解できないので、「専門用語」を使って説明される内容は理解不能だと思います。しかし、「総合外来」の医師が患者の立場で説明してくれると患者は安心できます。
「総合外来」の医師の仕事は、「医療界の人」と「私たち普通の人」との間の通訳だと言えます。「総合外来」の医師が通訳してくれることで患者は安心して判断できます。専門家を相手に仕事をする時にはこういった「通訳」がいてくれると本質的なところで間違うことは防げます。
家を建てるって複雑な仕組みとたち向かうこと
さて、ここで本題に。家を作ることは実は多くの関係者がいて、しかもその職能が複雑に分かれているために病気と同じように専門家のアドバイスがないとなかなか判断ができません。
経験のない方は、建築とは「複雑」なことだと想像はできるために「ワンストップサービス」を求めてハウスメーカーや中古マンションを使ったリノベーション業者に相談しがちです。設計から施工まで一括してサービスを提供してくれるから安心だとの思いで相談します。
しかし、多くのワンストップのサービスを提供する業者は、「売りたい商品」を売ることを目的に事業を行なっています。そのため、LIXILやPanasonicの住宅設備を中心にプランを提示します。自由設計といってもオプション・メニュー方式を採用しているのが現実です。そのため、皆さんがお考えのような自分たちにあった住宅の実現は難しいものだと言えます。
本当の自由設計で自分達の理想の住宅を作るにはどうしたら良いのでしょうか?
住宅の総合外来を探そう
住宅を作るためには設計士と工務店がいればいいのかと先ずは考えられるでしょう。しかし、ことはそんなに単純ではありません。そこで今回は設計に関しての説明をします。
設 計
実は理想の自分たちにあった住宅を手にするには、二種類の設計の方を探さないといけません。1人目がデザイナーで、もう1人が建築士です。建築士は、法的な検証と施工可能な図面の作成が仕事です。確かにデザインの優れた建築士がいることはいますが。いま皆さんの目の前の建築士はデザインが上手いかどうかは簡単に判断できません。理由は今はCADで図面を描くために出来上がった図面はそれなりにうまく見えますので。
そうなるとデザイナーに任せば良いのかといえばそうともばかり言えません。どのようなデザインに関して言えることですが、斬新なデザインは往往にして制作が難しいものです。理由は、制作が難しいから世の中で見かけないので、そのため斬新なデザインとなるのです。
そうなんです、皆さんが考えれている理想の住宅を手にするには、建築士とデザイナーの適切な組み合わせが必要になります。
では、デザイナーと建築士を見つけたからそれで理想の家が実現するかというとダメなんです。ここで必要なのが、皆さんの思いを整理して正しくデザイナーと建築士に伝えることできるかということです。果たしてプロを相手に正しく伝えることができるのでしょうか?
総合外来の医師に求められるような「皆さんの求めている家を作るために必要なことを建築士やデザイナーに正しく伝えることができる」という機能があるかがポイントになります。
形があるものを言葉で伝えるのも大変なことです、ましてやアイディアとして頭の中にあるものを具体的な形として説明することは困難です。その困難を押して説明すると不完全な形で伝わりますので建築士やデザイナーは不完全な情報によって企画を始めますので、いいものができるわけがありません。
ここで必要なのは皆さんの考えを整理して、要望として建築士やデザイナーに伝える「総合外来の医師」となる人すなわちプロデューサー的な機能になります。プロデューサーの仕事は全体像を理解していて、皆さんの要望を整理して具現化可能な形にしてデザイナーや建築士に伝えることになります。
出てきたデザインが技術的に困難を伴うものであるにもかかわらず、皆さんが気に入った場合には解決方法を検討し、あるいは代替案を検討し、皆さんの要望に沿った形で夢を実現するようような機能を持ったプロデューサーが必要なんです。
こうすることで実現可能な理想の家の企画がまとまることになります。企画を考えるだけでも大変な作業です。理想の家を建てることは一大プロジェクトになるのですから。
さて自分たちの思いを実現するためのリノベーションや注文住宅をお考えの方はこちらにどうぞ。
会社案内→アリストコンサルティング
ご相談はこちらへ→お問い合わせ
写真を見たい方は→インスタ
不動産用語はこちらへ→用語集

