トイレのデザインを考える。

トイレの空間って大切ですよね。

トイレに入って「物思いに浸る」とか「本を読む」とか閉ざされた空間なのでその人なりに時間を過ごすのではないでしょうか?トイレでの時間を結構大切にされているかは多いのと思います。家のプランの打ち合わせでは「トイレ」についてはあまり話題に上がりません。そのため、トイレのプランに不満をお持ちの方って多いのではないでしょうか?

 

ハウスメーカーの営業の方や中古マンションのリノベーション業者さんとの打ち合わせだと、トイレの話なると「機能」を重視した内容になりがちです。そしてハウスメーカーやリノベーション業者は提携している住宅機器メーカーの商品を推薦しがちです。そうなるとありきたりなトイレになりがちです。

 

しかし、空間としてのトイレの話をしたいと考えている皆さんにとっては不満が募るのではないでしょうか?トイレの空間にこだわる方にとって救世主のようなトイレのモデルがPanasonicのショールームにありました。

 

トイレのタンクの上の手洗いボールって嫌なの

戸建てのときには大きなトイレの空間はそれなりに大きめだったと思います。それがマンションと言う住宅形態にかわってからは、トイレは狭い空間となってきたというのが現状だと思います。

 

それでも和式のトイレの時には、構造上移動する空間が必要だったためためにトイレは広い空間だったのですが。マンションの企画の中で洋式トイレが主流になり、空間の節約と言うものが発生した結果手洗いボール付きの狭いトイレが主流になって来たのでしょう。そしてその狭いトイレを可能にしたのがトイレのタンクの上にある手洗いボールです。

 

トイレのタンクの上にある手洗いボールで手を洗う事は何か狭苦しい空間に追いやられたと言う感触を受けるのでトイレが何か不快な空間になっています。しかしトイレの手洗いが別にあるとなんか贅沢な気持ちになります。

 

 

どうですかこのトイレいいですよね。写真ではわかりにくいのですがなんとなく広いトイレで気持ち良さそうです。やはり手洗いボールが別にあるとトイレ、タンクとは別にあると言うトイレと言うものは広さを感じさせ落ち着けるものです。

 

トイレで過ごす時間本を読まれる方とかも多いのではないでしょうか。そうするとトイレに本を置くことができる棚があるのはいいものだと思います。

 

幻冬舎の見城社長は好きな吉本隆明の定本詩集を家の中に5冊置いているそうです。そしてそのうちの1冊はトイレの中にあるそうです。頭の中の整理がつかないときにはトイレにこもり定本詩集を読む習慣があるそうです。

 

トイレとはそういった空間だと思います。パナソニックのショールームにあるトイレいかがですか。棚の機能もあり広々とした感覚を与え、トイレに入る喜びというものを与えてくれるのではないでしょうか。

 

シンプルなトイレというのも良いのではないですか。

デザインを考えるときに素人の方は足し算でデザインを行いますが、プロのデザイナーは引き算でデザインを考えていきます。この引き算でデザインするのはやはりかなりの知識や能力を求めることになります。

 

できるだけシンプルにして、なおかつ必要な機能はそこに与える。それがデザインとして美しさだといえます。そこで今回のこのようなトイレどうですか。

 

 

谷崎潤一郎は「陰翳礼讃」の中でトイレのあり方に関して自然の中に組み込まれるべきであると主張しています。「漱石先生は毎朝便通にいかれることを一つの楽しみに数えられ、それは寧ろ生理的快感であると云われたそうだが、その快感を味わう上にも、閑寂な壁と、清楚な木目に囲まれて、目には青空や青葉の色を見ることのできる日本の厠ほど、格好な場所はあるまい(陰翳礼讃より)」と述べています。

 

このトイレでは、カウンター部分を杉の無垢材を使うことによって自然と言うものを意識したトイレにしてあります。トイレで過ごす時間を落ち着いたものにしたい、あるいは落ち着いた時間にしたいと言うことであれば木の香りは良いものです。

 

特に杉の木の香りには精神安定効果があるといわれてますし、消臭効果があると言われてますのでトイレには向いた木だと言えます。こんなすっきりした感じのトイレから1日の生活をスタートさせるのもいいものだと思います。

 

                                      

さて自分たちの思いを実現するためのリノベーションや注文住宅をお考えの方はこちらにどうぞ。

   

  会社案内→アリストコンサルティング

  ご相談はこちらへ→お問い合わせ

  写真を見たい方は→インスタ

  不動産用語はこちらへ→用語集