「作品を見て気に入ってこのデザイナーに自宅の設計をお願いしたい」と思っていたデザイナー。しかし、打ち合わせを行って出てきたデザインは何かが違う。「どうしようこのまま話を進めるべきなのか?それとも断ったほうがいいのか・・・」

 

こんな悩みを持つことはよくあります。この場合に断るべきか否かはケースバイケースです。「えっっっっそれじゃ答えにならない」と思われるかもしれませんが、現実にはケースバイケースです。ただ、運を天に任すような方法ではありません。具体的な交渉を行ってその結果として「断るべき」との結論になる場合と「そのまま続ける」とに分かれます。

 

では以下「なぜこのようなことが起こったのか?」を説明します。その上でこのように「デザイナーに不信感を持った」ときの対応策の説明をいたします。

 

デザイナーには人種があります                        

実はデザイナーには二つの人種が存在しています。別にデザインの種類ではなく、「考え方」あるいは「メンタリティー」の部分での分類です。

 

一つ目は、デザインやポリシーにこだわりがあり、自分の考えで物事を進める方です。芸術家的な肌合いの方で、有名どころでは先日亡くなりましたが新国立競技場のデザインをした「ザハ・ハディド」みたいな方で、「こういった考えからこういったデザインになっている」のでそれを受け入れなさいという考えの方です。

 

二つ目は、デザイナーとしてのこだわりは当然あるのですが、クライアントの考えをまとめてクライアントが望むものを実現することがデザインであると考えるタイプの方です。

 

それなので、一つ目の芸術家タイプに頼むか、二つ目のクライアント志向のデザイナーに相談するかによって結果は全く違ったものになります。その後ファーストドラフトが出てきた後のデザインの修正でも全く違ったものになります。当然後者の方がクライアントに寄り添いますので希望にかなった方向にデザインは進んで行きます。

 

しかし、芸術家タイプのデザイナーに頼むと必ずしも希望に沿ったデザインが出来上がってくる保証はありません。思ったものと全く異なったものが出てくる場合があります。しかも、なぜそのデザインになったかのコンセプトの説明などは明確であるためにデザインの変更はほぼ不可能です。

 

基本的に芸術系のデザイナーのリノベーションを見て気に入ったとしても、それは偶然みなさんにあうデザインをたまたま見ただけで違った物件は全く違ったテイストになっているかもしれません。

 

なんで思っているようなデザインが出てこないの                

ところが、今お願いしているデザイナーのデザインが気に入らないから単純に断るのは間違いです。それは、もしかしたら今お願いしているデザイナーが「クライアント寄り」のタイプかもしれないからです。なぜそう言えるかのかは、「建築業界の常識」という問題があるために起こっていることで修正が可能かもしれないからです。

 

どの業界でもその業界の常識があります、そのため、どうしても言外のことに関しては常識をベースに判断してしまいがちです。みなさんの要望が正しくデザイナーに伝わっていなく、そのためにみなさんの思いとは異なったデザインが上がってくることが起こりうるのです。

 

例えば、皆さんが洗濯乾燥機に関して「ドラム型」を使いたいと説明したとします。デザイナーは、通常はPanasonicなどのドラム式を想定しますので、国産のドラム式用のデザインします、そのため、洗濯機置き場には「防水パン」が置かれるだけの図面が上がってきます。例えば、みなさんが考えているのが、ミーレの洗濯乾燥機であればビルトイン型ですのでミーレがきっちり入るサイズの箱を作りその上部は棚やニッチにしたようなすっきりしたデザインが出てくることを期待していると思います。

 

デザイナーはミーレの使い方はわかっていますので「ミーレを使いたい」と言っていればこのようなズレは生じません。最初の段階で要望を正しく伝えていなかったことから生じている誤解です。

 

同じように思ったデザインが出てこないからと場合に、問題がデザイナーだけにあるのではなく。コミュニケーションに問題がある場合があります。

 

デザイナーに対してどう対応したらいいの?                  

例えば仕事で外部に発注するとき、特に初めての相手の場合には細かく仕様書などを渡すと思います。それと同じようなことをデザイナーとの間でもう一度やってみることが大切です。イメージだけでなく具体的に。しかもその仕様書には項目ごとのに優先順位をつけてください。そうすることでデザイナーは考えを整理することができるからです。

 

このような仕様書を渡すことでデザインのズレに気がついて芸術系のデザイナーでない限り過ちに気がつき、その上で色々と細かい質問をしてくると思います。ここで初めて意思の疎通ができますので希望に近いデザインが上がってくることになります。

 

さて、このような仕様書みたいなものを提供してもデザインの修正がない場合にはお断りするべきです。

 

                                      

 

一生に一度と言われるようなイベントに対していきなりプロと会話をすることが原因で発生している問題です。やはり、専門用語正しく解説してくれて、しかもこちらの要望を正しくデザイナーに伝えてくれる機能は必要だと思います。

 

私たちはそのようにクライアントとデザイナーや工務店やリノベ業者に正しく情報を伝え、理想のリノベーションが実現させることを仕事にしております。

 

 

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