速筋、遅筋の組成は改善できる !

これまで多くの専門家が1976年に発表された研究を基に 

『白筋(速筋)と赤筋(遅筋)の割合は生まれつきのものであり生涯変わるものでは ない。白筋を多く持つものは短距離(短時間運動)に適しており、赤筋を多く持つ者 は⻑距離(⻑時間運動)に適している。』 

と言ってきた。 

それにより多くの指導者は、一時的に短距離種目においてある程度の成果を上げた 選手はその種目に適しており⻑距離トレーニングを導入しなかった。 

  しかし、2018年にカリフォルニア州立大学の研究グループが30年間の定説 に異を唱えた。 〚白筋、赤筋の組成は生活環境、トレーニングによって変わってくる』 

という考えを発表したのだ。 

  これからの指導者、および選手は一時的な向き不向きにとらわれず、現状を見極め、 トレーニングによって組成費比を改善し、大きな目標を達成して欲しいと願う。 

 

現在の組成割合の診断方法は別添の資料の二つの枠の中に25m、400mのタイ ムを入力して確認してください。