こんばんは シマダ競泳塾 島田滝雄です。


小学3年生の左官信哉君は1500m自由形を20分20秒で泳いでいた。


私のチームでは大学生も小学生も同じコースで練習していた。


たぶん、他のクラブでは考えられない光景であろう。


人数も少なく貧乏な個人経営のクラブでは当然のことであった。


しかし、練習の効果にはまったく影響は無く、かえって高い効果もあった。


同じコースには、インターハイで優勝選手田北誠も練習していたが、東京の


中央大学に進学したため、一緒に練習できなくなったS・S君はこう言った。


『俺、誠君がおれへんかったら泳ぎがわからんわ』


左官信哉君は田北誠とまったく同じタイミングで泳いでいた。


その年、私のクラブは閉鎖してしまったため、S・S君も水泳をやめてしま


ったが、続けて私が教えておれば、他の年上の選手等同様、日本一、いや


それ以上の選手になっていただろう。


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